”関節”と”軟骨”のお話
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
最近、下の娘が怖い夢を見て起きることが多いようで、朝から高橋家が謎のカオスに包まれております。
朝6時半ごろに号泣する娘とそれをなだめる母親、それをみて絶叫する9か月の赤ちゃん、、まさにカオス。。笑
怖い夢を見なくなる方法は本気で知りたい今日この頃です。。
さて、そんな今日のテーマは「”関節”と”軟骨”のお話」です。
今週は「関節」について連続的に記しています。
「関節と筋肉」→「関節の構造と痛み出やすい箇所」→「足関節」ときましたので、今日は「軟骨」です。
「関節」は骨と骨が接しているため、接している部分に必ず「軟骨」が存在します。
「軟骨」にもいろいろと種類がありますが、代表的なのが「硝子軟骨」というガラスのようにつるつるした軟骨です。
この「硝子軟骨」があるから骨と骨が接していても痛くないわけですね。
以前も記した通り「骨」には知覚神経がありますが、「軟骨」には知覚神経がありませんので、接しても痛みを感じないためノープロブレムということです。
わかりやすいところでいうと「ひざ関節」。
「ひざ関節の軟骨がすり減って痛みが、、」なんていう話を聞いたことがある方が多いと思います。
これには大きく2つの原因が考えられます。
①約4mmあると言われているひざの硝子軟骨が摩耗して、骨との距離が近くなることで起こるパターン
②ひざ関節の靱帯が正しく機能せずに関節に隙間ができることで硝子軟骨が偏ってすり減ったり、割れたり、かけたりすることで起こるパターン
ですね。
①と②はセットで起こることがほとんどです。
通常は②の原因で関節に隙間ができたり、ズレたりしない限り、約4mmの軟骨で一生を過ごすことができるそうです。
しかし、②の状態になってしまうと均等に軟骨がすり減らず、偏った負担がかかってしまうため一部分だけが過剰にすり減ったり割れたりかけたりしてしまい、「痛み」までつながってしまうということですね。
②の状態になってしまう主な原因はひざの靱帯損傷です。
損傷した際に適切な処置を取らないと②の状態になってしまいます。
ひざ周りの靱帯の損傷を甘く見ることなかれ!ということが良くわかりますね。
ひざに違和感を感じたら適切な処置をとるようにしましょう。