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”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.203 ~スウェーバック姿勢とその弊害~
こんばんは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.203」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「立ち仕事をしているのですが、立っている際に腰を前に出して立っていることが多いことに気が付きました。この姿勢が楽なのでそうしてしまっているのですが、何か身体への弊害はあるのでしょうか?」
「立ち仕事」をされていない方でも「腰を前に出して立つ姿勢」を日常的に行ってしまっている方は多いです。
いわゆる「スウェーバック姿勢」と呼ばれる横から見たときに腰が前に出てしまっている姿勢ですね。
普段の生活の中で「洗い物をしている際」や「歯磨きをしている際」に洗面台に腰を当てて立っている方は意外と多いです。
お客様の中でも「そんなことしてないですよ~」と言いながら、実際家に帰って確かめてみると「やってた~(*_*)。。」という方もいらっしゃいます。笑
この姿勢による弊害は以下です。
・お腹がポッコリ出てしまう
・膝がピンと伸びてしまい、太ももの前の筋肉がかたくなる
・背中が丸くなって首が前にでしまう(猫背、フォワードヘッド)
・股関節の屈曲の動きが悪くなる(腸腰筋の機能不全)
などなどです。
全体の姿勢が崩れる原因になるほか、腰痛やひざ痛の原因となる股関節の機能不全を招くのが特徴です。
気が付かないうちに上記のような弊害が起こってきて徐々に「姿勢不良」や「痛み」につながっていくので、自分では気が付かないことが多いですね。
「スウェーバック姿勢」になってしまう主な原因は以下です。
・長時間の座り姿勢の継続
・女の子座り(割座)をよくする
・ハイヒールをよく履く
・足首が硬い(背屈制限あり)
などなどです。
まずは「足首の硬さを摂ること」と「普段の座り姿勢の改善」「股関節の機能を回復させる」ところから始めて、それプラス普段のスウェーバック姿勢に気を付けていけると良いと思います。
なかなか取れない「腰痛」や「ひざ痛」の原因が”ここ”ということもありますので、侮れないところだと思います。
改善できるところから改善していきましょう。
参考になっていれば幸いです。