”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.197
こんばんは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.197」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「昔からバランスが悪く、ちょっとしたことで転んでしまいます。足裏のバランスをよくするためには、どこを意識したらよいでしょうか?」
バランスの悪さを感じている方は年齢を重ねるごとに多くなっていく傾向があります。
身体のバランスをとる際には、、
・足うらのメカノレセプター
・三半規管
・目から入る情報
の3つの情報を脳が適切に処理をしてバランスをとります。
この情報の伝達がうまくいかなかったり、遅かったりするとバランスを崩してしまうわけですね。
なので、加齢によって、、
「耳が悪くなる」 → バランスが悪くなる
「目が悪くなる」 → バランスが悪くなる
という可能性が大いにあるということです。
高齢者の転倒防止を考える上で「バランス」は非常に重要だと思います。
上記の3つの要素で考えた際に、当てはまる要素が多い方は今から鍛えておいた方が良いでしょう。
「足うら」「三半規管」「目」のうちで鍛えやすいのが「足うら」です。
「足うらメカノレセプター」を活性化するには、、
・裸足で過ごす時間を作る
・足裏を刺激する(足つぼマッサージなど)
・バランストレーニング
などが有効とされています。
簡単なバランストレーニングとしては、、
→ 片足立ちをして20秒キープ
→ そのまま目をつぶって20秒キープ
→ これを交互に2セットおこなう
というのがあります。
足うらのメカノレセプターは、、
・足の親指付近
・足の指の付け根のライン
・足のかかとのライン
に多く存在すると言われています。
上記のうち特に多いのが「足の親指」が使えていないパターンです。
この場合、足うらのメカノレセプターが3分の2しか機能しなくなるので、
バランスが悪くなることは容易に想像がつきますね。
「足指」を使えるようにすることは「バランス」を考える上でも重要ということです。
まずは「足の親指」が使えているかチェックした上で、上記のバランストレーニングを実施いていけると良いと思います。
参考になっていれば幸いです。