”関節の構造”から”痛みの出やすい箇所”を考える
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日は定休日でしたので、大いに気分転換できた一日でした~(^^)/
やはり、精神的疲労の回復には「気分転換」が有効ですね。
「あえて嫌なことを考えなくて済む環境に身を置く」=「気分転換」
ですので、嫌なこととちょっと距離が取れるのが良いのではないかと思う次第です。
さて、そんな今日のテーマは「”関節の構造”から”痛みの出やすい箇所”を考える」です。
身体に痛みや違和感を感じている方は多くいらっしゃいます。
首肩が痛い、、腰が痛い、、膝が痛い、、などなど人それぞれです。
肩こりは約1100万人、腰痛が約2800万人、ひざ痛は約1000万人いると言われていますので、すべてを合わせると、日本人の約2人に1人は何かしらの痛みがあるということになります。
こうした「痛みの出やすい部位」がなぜ痛みが出やすいかというと「関節の構造」に原因があります。
過去の記事でも記しましたが、関節には「モビリティ関節」と「スタビリティ関節」があります。
モビリティ関節は「筋肉を動かす関節」、スタビリティ関節は「筋肉の動きを安定させる関節」です。
それぞれの関節は以下です。
「モビリティ関節」
・肩関節 ・胸椎 ・股関節 ・足関節
「スタビリティ関節」
・肩甲胸郭関節 ・腰椎 ・ひざ関節
こうして羅列してみるとわかるのですが、「モビリティ関節」と「スタビリティ関節」は交互になっています。
足関節(M) → ひざ関節(S) → 股関節(M) → 腰椎(S) → 胸椎(M) → 肩甲胸郭関節(S) → 肩関節(M)
といった感じですね。
つまり、「動いたほうが良い関節」と「安定した方が良い関節」が交互に組み合わさって、うまく身体を動かしているということです。
そして、よく見てみると「痛みの出やすい部位」はすべて「スタビリティ関節(安定した方が良い関節)」です。
普段は「安定するべき関節」なので「動かすこと」に適していない為、過度に動かされたり安定が失われることで損傷しやすくなるということですね。
痛みの出やすい部分を減らすために、モビリティ関節をしっかりと動かせるようにしていきましょう。