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″握ること(握力)″の重要性を考える
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「″握ること(握力)″の重要性を考える」です。
ここ数日は、「生きる上で必要な能力」について連続的に記しています。
復習ですが、以下の5つです。
①立つ ②歩く ③握る ④話す ⑤噛む
今日はこの中で③握る(握力)について掘り下げていこうと思います。
とある研究によると、、
・握力が5キロ低下するごとに、何らかの原因による死亡リスクが16%増加
・心臓発作リスクが7%増加
・脳卒中リスクが9%増加
・血圧よりも握力の方が上記のリスクに対する優位な予測因子である
・糖尿病、呼吸器系疾患などでは相関性はなかった
という結果が出たそうです。
これをみて感じるのが、
「筋力低下」 = 「病気のリスク増加」
という当たり前の公式です。
握力が落ちているということは全身の筋力も落ちていることが予想されますので、その影響を受けてのリスク増ということですね。
握力を鍛える上で簡易的な運動の一つに「ハンドグリップ」というものがあります。
「ハンドグリップ」は、握力を測る特殊な機械を用いて、
自分の持っている握力の30%程度の力で2分間握り続ける、というものです。
これを左右交互に2回ずつ行うだけなので非常に簡単です。
ただ、握力を測る機械がないという方がほとんどですので、代替法としてタオルを使った「タオルグリップ」というものがあります。
やり方は、タオルを握ったときに指がつかない程度の太さに丸めます。
あとは「ハンドグリップ」と同様に30%の力で2分間握りしめるのを左右2セットおこなうだけです。
この「ハンドグリップ(タオルグリップ)」は高血圧の改善にも効果的だと言われています。
なぜこの方法が血圧低下に効果があるかというと、
→2分間握りしめている間は、血流が滞る
→2分後に力を抜いた際に一気に血流が回復する
→その際にNO(一酸化窒素)が出る
→NOの効果によって血管の機能が回復し、血圧が下がる
という感じですね。
非常に簡単なので、TVを見ながらCM中はタオルを握るなどをしてみると習慣化しやすいですね。
血圧が気になる方、握力が気になる方は習慣として取り入れてみると良いと思います。
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