”加圧トレーニング”の健康効果について~その②~
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”加圧トレーニング”の健康効果について~その②~」です。
先日は「加圧トレーニングの健康効果」について記しました。
簡単に復習しますと、、
・加圧トレーニングを行う大きな理由は①成長ホルモンの分泌促進 ②毛細血管の拡張(ゴースト血管の拡張)
・「成長ホルモン」は大体15歳くらいをピークに加齢とともに分泌量が減るが、出なくなるわけではない
・「睡眠時」と「高負荷トレーニング時」に多く分泌される
・「加圧トレーニング」は「低負荷」なのに「成長ホルモン」が多く分泌される
というところまで記したかと思います。
今日この続きを少しばかり。。
「高負荷トレーニング」→「血中の乳酸濃度の上昇」→「成長ホルモンの分泌」
の流れは昨日記した通りです。
「低負荷のトレーニング」では乳酸はあまり発生せずにすぐに流れてしまいます。
そのため「低負荷トレーニング」ではあまり多くの成功ホルモンを分泌させることは難しいとされているわけですね。
しかし、「加圧トレーニング」の場合は話が変わってきます。
加圧トレーニングは「腕の付け根」もしくは「脚の付け根」を適切な圧で加圧して行うトレーニングです。
専用にベルトを使って行うのですが、適切な圧で加圧することによって主に「静脈」を圧迫することができます。
これは身体の構造上、深部に「動脈」が多く存在し、浅部に「静脈」が多く存在することから説明がつきます。
これによって、心臓から送られてくる血液は「動脈」を通って加圧した先(腕の先、脚の先)に送られますが、そこでエネルギーを発生した後の乳酸を含む血液は「静脈」を通って心臓に戻らずにたまっていきます。
こうして少量ではあるものの乳酸が発生した血液がたまる(プーリング)ことによって、脳が「乳酸たまってるやん!」と勘違いして「成長ホルモン」を多く分泌させるということですね。
「低負荷トレーニング」にも関わらず、「乳酸」を分泌させてプーリングすることで、うまく悩をだまして「成長ホルモン」を多分泌させることができる、というのは「加圧トレーニング」の大きな特徴です。
まだまだ書き足りないくらいですので、明日にも続けていこうと思います。