1.はじめに
このシリーズも8回目を迎える訳ですが、はじめてTutorialっぽい題名です。
Mr.Billにしては、オーソドックスにPsyTranceの作り方を説明しています。
でも要所要所で勉強になるTipが満載です。
私もですが、「PsyTranceって何?」って人のために一応調べてみた。
まあ、良く解らんですな。正直ジャンルなんて、気にする必要はない。電子音楽においては全て一緒。
ジャンル気にする暇があるなら、少しでもAbletonを触って自分のモノにしましょう。
2.ネタ元動画の紹介
もうこれな、しつこいくらい言うけど、最後まで動画見ような。そして実践な。これくらいなら、翻訳なしでも簡単にできる。できない奴はDTM辞めた方が良いよ、マジで。
3.簡単にポイントを紹介する
トラックの構成
Kick
Bass
OpenHat
CloseHat
Snare
WhiteNoise
PitchLFO
以上、おしまいなんだけど、少しだけ解説。
Kick
動画ではMr.BillはKickの中音域が気に食わないみたいなこと言ってて、バッサリカットして「シュン」とした響きにしています。Fillの所でリズムに多少変化つけてるけど、それぐらい動画で確認してくれ。
Bass
ここは面白い。動画を見れば分かるけど、色々逡巡してるんだ、Mr.Bill大先生が。ココが一番大事たと思うんだ。色々試して悩んで制作しているところを隠さない。これをどう受け取るか?これが作曲なんだよな~と思えるか。これが楽しいと思えるか。結構本質的な事ですよ。
OpenHat&CloseHat
Snare
WhiteNoise
うん、これと最後とのPitchLFOが全てだな。この二つがMr.BillのTutorialとして際立っていると思う。非常に有益だと思うよ。
Analogでノイズを鳴らして、AnalogのFilterとAutoFilterの2つのFilterで変化をつけて、スクラッチノイズみたいなことをしてる。AutoPanでダッキング効果もつけてるぞ。何も難しくないぞ。
PitchLFO
最後の2小節で盛り上がりをつけるためにやってるのね。シンプルだけど面白いトリックだよね。色々応用が利くので実践して自分のモノにしてみよう。
これで完成だ。
4.おわりに
一応私の作例を紹介しておく。では、また会おう。