その⑨Natural Comb Filtering

1.はじめに

Comb Filterって何？
まずはお勉強から。

コムフィルタ（英: comb filter）は、信号にそれ自身を遅延させたものを追加することで干渉を生じさせるフィルタ回路の一種である。くし形フィルタまたはくし型フィルタとも。コムフィルタの周波数特性は一定間隔のスパイク状になり、図示すると櫛のように見える。

Wikipediaより

音楽的技法としては、ドラムサウンドに音程感を出したりするのが割と有名です。
Ableton Live Suiteをお持ちなら、Max For Liveの中に「Comb Filter」で検索すると、いくつか出てきます。

これ地味な外観とは裏腹、結構エグイっすよ。

ableton純正「Resonators」
CombFilterと仕組みが違ううのかな？ようわからんけど、こちらも定番ですね。

ちなみに、「Resonators」よりMaxForLiveの「CombFilter」のほうが、エグイ音作れますよ。

2.ネタ元動画の紹介

Mr.Billは、このCombFilterの仕組みを簡単に説明しています。
まあ、適当なAudioLoopの開始時期を微妙にズラすっことで、Phaserのような効果を出しています。これを理解して、どう利用するかは自分で考えてねみたいな事を言ってます。
ちなみにPhaserもCombFilterの仕組みを利用しているエフェクトだそうです。お勉強になりました。本日は作例なしです。（上の動画みればよろし）
では。