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その㊷Glitch Follow Action Rack
1.はじめに
早いものでこのシリーズも42回目です。公開時期は10年以上前のMr.billのTutorialシリーズから順に紹介しています。
古いTipsと言っても、未だに色褪せていないテクニックが満載なので、曲作りサウンドデザインに活かすことが可能です。
2.ネタ元動画の紹介
毎回言っていることですが動画見れば分かる内容ですね。
彼は、DrumRackに沢山のSampleを設定して、その後キーごとに分割→セッションビューに貼り付け→FollowAction機能でランダム再生して、GlitchBeatを生成しています。
こういうTipsはサンプルの種類やランダム再生の方法によってニュアンスが変化するのでGlitch制作には持ってこいですね。
3.補足
私の場合は、MIDIのDrumRackではなく、普通にAudioサンプルで挑戦しました。(2トラック構成:BeatとBass)
Mr.billのTutorialの応用。
— おとですく@ableton やっぱりabletonだよね (@kijyoumusic) April 8, 2024
彼はDrumRackでやっていたが、
普通にAudioでも可能です。
リズムとベースサンプルを配置して、
フォローアクションでランダム再生すれば、
簡単にグリッチできます。
Abletonはホントにヤバイよ。
これをひたすら録音して、
美味しい所を利用すればいいのさ。 pic.twitter.com/oF4vtheP8u
これだけでもかなり面白いのですが、さらに応用を思いつきました。
昨日紹介したMr.BillのTutorialだけど、
— おとですく@ableton やっぱりabletonだよね (@kijyoumusic) April 9, 2024
ダミークリップで応用すれば、
さらに変態度が増すGlitchBeatを
鳴らします。
私のnoteは、
サウンドデザインのヒントが満載です。
知識をどう使うかアナタ次第です。#ableton https://t.co/NNLamKz1b4 pic.twitter.com/Nd5T1ltV59
これは以前にも紹介したDummyClip(その⑤Glitch Manifesting Device)とFollowActionを応用したものになります。
とにかく色々なエフェクトを用意してFollowActuionでランダム再生すれば、自動で面白いフレーズを生成してくれます。
ちなみにリズムやベースラインに休符を設けるためには、空のClipを幾つか配置しておけばOKですよ。
いかがでしたでしょうか。
知識だけをインプットするのではなくて、学んだ知識を応用して何か作ってみましょう。そうすれば、他人の知識が自分の知識として定着するし、新しいアイデアが生まれるきっかとなります。
こういったことを繰り返していけば、自分のオリジナルティが備わってくると思います。