その⑥Cutting vs Boosting
1.はじめに
今回は、「EQによるカットとブーストどっちがいいの?」というお話です。
「一般論としてはカットの方が良いよ」とMr.billは言ってます。
はい、おしまい。
まあ、サウンドメイキングではなくて、一般的な考察です。
2.ネタ元動画の紹介
「もう動画見てくれれば、分かるだろっ」というお話です。
ただ、ひとつ言うとすれば見るだけでなく自分で検証することが大切です。
いつも言ってますね。
3.少しだけ解説
必要ないと思うけど、数少ないコアなファン(多分1人か2人いるような!?)のために少しだけ解説します。
適当なLoopにブーストorカットのEQを設定して違いを聴き比べよう!!
夏休みの自由研究みたいですよ。
この両者を聞き分ける訳ですね。Mr.Billは「どちらも同じなんだけど、若干カットの方が音が良いね」みたいなことを言っています。
実際、彼はサウンドメイキングにおいては積極的にブースト、というより過剰なEQによるブーストを多用してグリッチサウンドを生み出しているので、そこは注意が必要です。
この一般論というのは、いわゆるミックスとかにおけるエンジニア視点のことを指していると私は思います。
目立たせたい帯域の前後をカットしよう!!
動画の後半では、こんなことも言っています。
自分で設定して、しっかり聴いてみましょう。もちろんGainMatchしてくださいね。専用のプラグインをもっていなくても、フェーダーで操作して大体合わせるだけでも良いと思います。
比較動画?一応貼りましょうかねえ。GainMatchしてるので、多分違いが分かる人は少ないと思います。私も聞き分けれるかというと、怪しいもんです。ただ、どちらもカットした方のLoopの方が大げさでない感じはしますね、多分。
Mr.Billが言うように、ブーストした方が「アーチファクト(DTM用語で悪い意味でのノイズ)」がより発生しているような気がします。以上。