モテるの真実 ~久しぶりに最悪の日~ ~創作の系譜・番外~
くそったれ。
ロクな事を想わない。
メシが全部クソ不味い。
風呂に浸かると余計にムカつく。
睡眠薬も全然効かなくて、酒をいくら飲っても酔えない。
中途覚醒で睡眠が細切れで最悪の体調。
ハラは下しまくり。
あのクソ地味ショボ女。
おれがちょっと見てくれを褒めたら掌返しやがって。
思わせぶりな態度で弄んでおいてさ。
くそったれ。
おれは物凄く汚い。
これ以上汚れたくない。
だから潔癖症なんだ。
“染谷将太”
さかなクンを整えただけみたいなショボ造くん。
24歳のガキ。
あんな男がいいんだってさ。
まあ、身長が9cm負けてるけどね。
収入も負けてるか。
それ以外は、おれが勝って(まさって)いる気がすんだがな。
付き合いたい女には相手にされなくて、
ムリな女がヤリたがってくる。
劣化・杉本彩みたいなのとか、
普通に男に相手にされないジャニオタみたいのとかばっか。
くそったれ。
最近、よく一緒に飲むようになった作家の先生は、
おれを華があってカッコイイと言ってくれて褒めてくれる。
おれの料理を美味しいと言って称賛してくれる。
おれの教えたココナッツリキュール(マリブ)にハマったみたいだ。
おれの価値をスケベ心無しに認めて貰えるのは嬉しいよ。
おれの師匠が忙しい中でもおれの創作にシッカリ向き合ってくれて、
的確でリアルな意見を下さる。
noteでも熱心に会話をしてきてくれる人が出来た。
お金を出してサポートまでして下さっているから有り難い。
おれをシッカリ観察して、価値観を認めてくれているみたいだ。
おれはチビでデブだが、
おれは華がありルックスも雰囲気も華やかだろう。
たまに行く花屋のおばさんと外科の受付のおばさんには、
音楽関係の仕事の人間だと思われていた。
覗く心算でアクセスした出会い系アプリでは、
勝手に登録されちゃったみたいで、
何か、退会の仕方とかよく分かんないから、
試しにプロフと適当な写真(女物の髪留めで分けてるギャグみたいな写真)載っけたら、
“足跡(アクセス数)”と、
“いいね(あなたに興味がありますリアクション)”が、
大変な量になってる。
試しに相性の合う相手を検索してみたら、
それはもう“バケモノ”みたいのばっかりで凹んだ。
ルックスで人の全てを判断しちゃいけないとは思うけれど、
サスガにメシが不味くなって来るような、
見つめ合っているだけで不幸になるような相手とは、
やっぱり、人としても付き合えない。
出会い系アプリと対比して、
DMMのアダルト動画を検索する。
ルックスの優れた美しいAV女優は単独ものに出演していて、
ルックスの雑で、そこいらに居るようなAV女優はマニアックな企画ものに出演している。
更にルックスの劣るAV女優は女性なら誰しも嫌がる、
男のリビドーにカネで屈している。
残念ながら、人間には男にも女にも商品価値がある。
人種と国籍を問わずに。
職業やステータスを問わずに、
価値のある人間と、
価値の無い人間とは区別されて仕舞う。
さっきからルックスの事ばかり論(あげつら)っているが、
決して人間の価値はルックスだけでは無い事も言っておく。
ルックスは一つの参考だ。
しかし、人間は見たまんまでもある。
カバを思わせる顔であり、
染めムラの金髪頭の、
犬の大きなプリントが施されたスウェットにキティちゃんのサンダルを履いた、
キメキメのメイクにルイヴィトンのセカンドバッグを持って、
冠婚葬祭に来る様な奴に、
人間の価値も品格も無い。
ライフスタイルや趣味嗜好でも推し量れるが、
非常に長くなるので、ここでは割愛する。
前述した人間の価値の無い典型的な人間にも、
おれは好まれたりする傾向があるが、
一番多いのがジャニオタ系。
ジャニオタ系は好意を示して来る主張が大きい所為なのか?
こと迷惑な事に好まれる事が多い。
飲み会で酔いに任せたフリをして交際を宣言したりする事が多い。
店の移動中に強引に腕を組んできたり、
テーブルの下で手を握ってきたりする。
頼みもしないのに連絡先のメモを渡して来るし、
酷い時はその場で確認し合いながら断れない状況を作り出して連絡先を交換させる。
住まいを教えたら最後なので気を付けよう。
ストーカーまがいの事をしてくるから。
おれはポストに使用済み下着を入れられた事と、
“ビニール袋に入った茄子”を入れられた事がある。
茄子は最初、意味が解らなかったが添えられた手紙を読んでみると、
一日中、ま○この中に挿入し続けた茄子であるというから、ぶったまげた。
ジャニオタ系の闇は深いし不快だ。
次に多いのが、
より良い男を乗り換え方式で変えて、
自分を高めているのだと勘違いしている最低のビッチ。
派遣社員を長い事やっているアラサー以上に多い。
これは質(たち)が悪く図々しい。
人の連絡先を勝手に人に教えたりもして仕舞う程に質が悪い。
この手は自分に妙な自信があり、
「この、あたしが誘ってやってるのよ?」という悪質な感情に支配されている。
この手はイマイチか、そこそこのルックスであり、
性体験が膨大である。
こまめな連絡をぶっ飛ばしてイキナリ人の家に泊まりたがる。
一度家の敷居を跨がせたら、
必ず早い段階でセックスを誘ってくる。
とびっきり良い女はこんな事は絶対にしてこない。
わかりますか?
これが、モテるって事ですよ?
全然楽しくないでしょ?
モテるって評判は、謙虚な心でルックスも良い女を遠ざけてしまいます。
ムリな女を構ってやらないと悪い評判はたちまち広まり、
酷い奴として居場所を失いかねるのです。
・・・・
恋をすると創作意欲そっちのけで恋愛に没頭して、
創作が出来なくなると言われていますが、
そんな事は人によりけりであり、
自己表現の為でもあるんだけれど、
将来ちゃんとシッカリと好きな人を養って行ける為にも、
今よりもっと頑張れるという事だってあるのです。
今回の私の失恋ではそれを大きく学びました。
それは伴侶や子供が恥じない作家になってゆき、
誇れる作品を出版し、
尚且つシッカリと養い、食べさせてあげられて、
正しい方向に家庭を導いて行くプランを考えて居たりしただけに落ち込みました。
創作は何もかも糧にする事が大切です。
今、これを書いている私は創作意欲が大きく削がれており、
今、自己表現の作品を描いてもロクな作品は紡げないでしょうから。
それでも、ネガティヴな感情をこうして吐露して、
尚且つ自分の経験と哲学を交えて考察し発表する事には意義がある事だと感じます。
今日は、
パスタソースが、あと一食分しか無いですけれど、
きっと今、料理をしたら、
やっぱり最悪な料理が出来るでしょうね。
……ふぅ。