全文検索ソフトを紹介してみる
情報を探すとき、ファイル名だけではむつかしいことがあります。
そのためには、ファイルの中身まで検索できる全文検索ソフトウェアが効果を発揮します。「Googleデスクトップ検索」というのが昔にありましたが今はありません。
クラウドストレージ全盛で、クラウドストレージでも全文検索が可能ですが全文検索ソフトの需要はありそうですがなかなか紹介しているページは見つからないのでいくつか紹介したいと思います。
全文検索ソフトの種類
インデックス型とGrep型があり、それぞれが特有のメリットとデメリットを持っています。前者はインデックス処理(あらかじめファイルを読み取り索引を作っておく)が必要ですが、そのおかげで検索が驚くほど速いです。
かつて、Googleデスクトップ検索が存在し、ファイルを素早く探すことができました。しかし、現在ではWindowsのインデックス検索がその役割を果たしています。ただ、これは脆弱であり、何をどうインデックスしているのかが理解しづらいです。
Grep型はリアルタイムに全文を検索していくためHDDやNASなど遅いディスクやネットワークでは検索時間がかかりますが、最新のデータを検索できる魅力があります。
全文検索の魅力
全文検索ソフトの魅力は、クラウドストレージなどもエクスプローラで表示できるものであれば一度インデックスすれば検索可能というところにあります。もちろん、クラウドサービスでも全文検索が可能ですが、ローカルで検索すると結果はローカルアプリで起動できます。
さらに、ソフトによってはPSTファイルや7zipのアーカイブ内部の内容も検索可能となっています。ニュースのスクラップや論文など、整頓されていないファイルの活用にも役立ちます。
ファイルを整理しようとすると、もとのファイル名を変更したくない、あるいはその作業が面倒だと感じることがありますよね。全文検索ソフトならファイル名で検索できないものでも検索可能です。また、会社のNASにあるデータも検索することができます。
全文検索ソフトは、あなたが情報を探すときの最強の助け手になるでしょう。
インデックス型全文検索のスピード感
この種のソフトウェアの真骨頂はインデックス機能にあります。一度データをインデックス化すると、その後の検索が驚くほど速くなります。これは大量の情報を一度に処理するのに最適で、時間を大幅に節約します。Windowsのインデックス検索に比べると、どのデータがどのようにインデックス化されているか理解しやすく、より高度な検索を実行することが可能です。
マニュアルや論文集など更新頻度は少ないが文書量は多いのに向いているかと思います。
クラウドストレージやNASの活用
さらに、NASのデータやクラウドストレージのデータもOnedriveのようにエクスプローラで表示できるものであればインデックス化して検索することができます。これは非常に便利な機能で、どこからでもアクセス可能なデータを直接検索できます。
ローカルとクラウドの全文検索との違い
クラウドサービスも全文検索を提供していますが、ローカルでの全文検索の魅力は別格です。ローカルの全文検索ソフトを使用すると、検索結果は直接ローカルアプリで開くことができます。これにより、より迅速に情報にアクセスでき、時間を節約できます。
ファイル形式にとらわれない
また、全文検索ソフトウェアの中には、PSTファイルや7zipのアーカイブ内部の内容まで検索できるものもあります。これはニューススクラップや論文のように、整頓されていない大量のファイルを抱えている人にとって、有用と思います。
整頓不要、ほかの人が作ったファイル検索
ファイルを効率的に管理しようとするとファイルの整理が必要だと感じますが、実際に自分が作ったファイル以外も多いと思います。それを整理するのは大きな負担になることが多いです。全文検索ソフトを使用すれば、もとのファイル名を変えずに、それでも素早く必要な情報を見つけ出すことができます。
インデックス型の全文検索ソフトの例
全文検索ソフトは以外に少なく、まとめているところも少ないと感じたのでまとめてみました。
どれも無料で使えます(一部上位版で有料のものもあります)
どれも一長一短がありますが、日本語に対応しており動作も安定しているものが多いです。
インデックス型はファイル量が多いとインデックスのファイルサイズが大きくなる傾向があるのでSSDなどで容量が少ないものでクラウドやNASのデータをインデックスする場合は容量に注意が必要です。
noteって表いれられないんですね。
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