ほぼ日の塾80人クラス〜メモ書き



■ほぼ日の塾■


・全体的な流れ


①    ほぼ日CFO篠田さんがほぼ日の成り立ちを解説

②    ほぼ日社員(菅野さん山下さん永井さん奥野さん)4名による分科会
チーム分けされた塾生グループに社員さん一人ずつのローテーションで話をしていく質疑応答が基本

③    糸井さんによるまとめ これも質疑応答から話を広げていく


 

単なるノウハウではなく、理念や考え方のポイント、会社で実践されている良い習慣などをシェアするといった印象を受けた

 


・ほぼ日という会社の特異性


①    糸井さんの理念の浸透率

②    嫌な人がいない

③    発言者と拍手する人

④    自分で仕事を探す

⑤    やりたいと思えない仕事はしない



①糸井さんの理念の浸透率

ワンピースの仲間みたいなほぼ日クルー

個性豊かなメンバーなのに、不思議とまとまりがある

それは根底に糸井さんに対する共感や尊敬がとても自然にあって、同じ目的を目指しているからだろう

 

自由に働いて見えるのに上手く機能しているのは、そういった基礎(糸井さんの理念)があってこそ成り立つのだろうなと思う

 


②嫌な人がいない

ひたすらに皆良い人オーラが出ていて、しかも味がある。一緒に飲みに行きたい人達ばかりだった

ほぼ日に新しく入った人が、半年くらい騙されているのではないかと疑っていたくらい良い人が多いらしい

バランスを見ていて採用に慎重な印象を受けた。顔採用ではなく人採用なのだろう

 


③発言者と拍手する人

ほぼ日には『拍手』という習慣があるそうで、良いなと思った意見には積極的に拍手をするそう

会議では発言するひとが重視されがちだけど、同じくらい拍手する人にも重きをおいている。アイデアを言う人と拍手をちゃんと出来る(面白いことがわかる)人がセットで成り立っている

自分の頑張りを見ていてくれる人が多い職場はいいとのこと

職場環境がいい、というのはこういうことなのかもしれない


 

④自分で仕事を探す

大手雑誌の編集をしていたひとが転職した際、特に仕事を与えられず、自分で仕事を開拓するまでに一年以上かかったとのこと

ほぼ日らしい企画を考えて持ち込んでもだめだったそう

『自分の仕事は自分で考えて創る』『自分がほんとうにやりたいと思う動機を大切にする』そんなスタンスが垣間見えた

 


⑤やりたいと思えない仕事はしない

どんなに大きい会社からの依頼でも、お互いに求めあえるものがなければやらない

前のめりでいけるまで精査し昇華する

そうでなければ違う方法を考えたりする

 



・ほぼ日の原則

 
①やさしく 受け入れてもらえるように

②つよく 実現するちからをもつ

③おもしろく めしのタネを生み出す



・まずは銀座通りをつくる。そうすれば自動販売機を置いても稼げる

どれだけひとが楽しく集まれる場所を作って、手入れをしていくか


・お金よりも信頼を貯金する

信頼があるということは好きということ

お客様が払ってもいい(信頼がある)と思うことは価値が高い

長期的な利益になる

 


・糸井さんの質疑応答で印象に残ったもの

Q.社会の為にと思ってはじめたことなのに、気がつけば他者のお膳立てに回っていて損をしている気持ちになることがある。またそういったことを考えてしまう自分の浅ましさが苦しい


A.糸井さん どうせ同じ苦しみなら、自分がかっこいいと思う方を選べ

 

■感想■


・話を真剣に聴くってことを久々にしてめちゃ疲れた(とっても良い疲労感)

・脳がオーバーヒートする感覚だった

・ほぼ日にいるとこんなに考える機会があるなんて羨ましい

・糸井さんに弟子入りでもなんでもしてこの人の話をもっと聞かないともったいない思った

 

やさしく つよく おもしろく

悩んだときはかっこよく…

 

 

自分にも仕事にも指標にしていきたい

めちゃめちゃ刺激的で興奮する場をありがとうございました!!


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