他の人に注意するときに。
先日、友人からこのような体験談を聞きました。
(ここに書くことは了承済みです。)
仕事上でイレギュラーな対応をする案件があり、あるリーダーに確認した上で対応したそうです。
ところが数日後、別のリーダーから『この件は現在少し対応方法が変更になっているからこれでは困る』ときつく注意されたのです。
友人としては自分で判断したのではなく、別のリーダーに確認した上で対処したことなのでとても不快な気持ちになったそうなのです。
なぜかというと、注意をしたリーダーが頭ごなしに友人が勝手に判断して対応したと思い込んで注意をしてきたからです。
友人はその仕事に関してはベテランなので仕事の進め方やルールなどは熟知しているけれど、ルール上リーダーに確認した上で対応した案件だったそうなのです。
だから本来であれば、注意した人はまずその友人が確認したリーダーに先に状況を確認した上で『次回からはこのようにしてください』と友人に伝えるべきであったのではないかと、思いました。
(注意してきたリーダーは状況確認はしていなかったようです。)
さらにいうと、本当は友人が確認したリーダーの人からも確認不足だったことの謝罪があってしかるべきではないかなと思いました。
結構、こういうことはよくあることではないでしょうか?
他人に注意することはとても難しいことだと思います。あまり気持ちのよいものではありません。
だからこそ、指示系統やルールに忠実に先入観や思い込みを外して冷静に注意したり指導することが大切ではないかと思います。
ベテランの人に注意すること自体がとても難しいことだと思います。
けれど、そんなときこそ想像力を総動員して状況確認をすることが大前提ではないでしょうか。
わたし自身も、これからもよくよく気をつけていきたいと思いました。
お互いが心地よく仕事をすすめていけるように。
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