等身大な最新ver.コンセプトへのアップデート
こんにちは、おこげです。
この度コンセプトを新しくしました!
服選びに生かしづらかった前コンセプト
正直ことの顛末のすべてはこれです。
服もそれ以外も長らく自己決定権がない半生を送ってきた反動で、これからは精神的に…自分王国の女王様でありたいな
とつけた前コンセプト。
よかった点としては服を選ぶ際の脳内イマジナリーたちを追い払えること。
「そんなの似合わないでしょ」
「その年齢になってこのブランドの買っちゃうの?」
「着ていく場所ある?」
シャラーーーーッッップ!!!
ここは自分王国なのでね、私が法!
皆さんお呼びじゃなくってよ!
あきやさんの第3回講演会にも出てきた「主語を自分に取り戻す」に大いに効きました。やったね!
ただですね、最後の決断を一押しする力以外の場面ではどうも上手く活用できない。
まず抽象的すぎました。
精神論ばかり先行した結果、外に向かって私という人を売り出すキャッチフレーズというよりは社内目標的な標語としてしか機能しなかった。
そしてもう1つ、現実の私との乖離が甚だしかった。
まず王族じゃないというのももちろんそうなんだけれども、仮に精神的に女王様になるとしても人生全体を振り返ってのトータル目標的な感じと言いますか…
前回コンセプト作成時を思い起こすに、イメージしていた女王様たちは現実世界だとエリザベス女王、アニメーション映画の中では白雪姫のイヴィル・クイーン。
もしかして : 単純にロールモデルと年齢差がありすぎた
こんな思いを抱えて視聴した講演会アーカイブ。
「今の自分に合わせた服を着ましょう!」
「今の自分のときめきを注意深く観察すればちゃんと合う服は見つかります!」
あ、あ、あきやさん………!!!!
今の自分、そう、今。
過去に囚われすぎるんでも遠い未来に到達したい姿を仰ぎ見るのでもなく、毎日生きて嬉しい日も泣きたい日も一歩ずつ歩んでいる等身大の私が何を着たいか。どんな私でありたいか。
よーし!どこまでも自分に正直になって今の自分用コンセプトを作るぞ!
見つめてみた今の自分はずっとずっとやわらかかった
講演会アーカイブを視聴しながら『コンセプト探しのヒント表』を書きだしていく。
何に心が躍るかな。
この間の柔らかいパステルカラーの夕焼けが綺麗だった。澄んだ朝焼けも美しかった。
音楽が好き。絵画が好き。小説に詩集。琴線に触れた絵画の前で雷に打たれたように佇み続けてしまうし、一節や一篇であれば後生大事に読み聴きし続ける。
紅茶が大好き。いい香りが好き。激しい香りよりも秋の朝の空気の香り。あっそういえば、クリスマスには今年もミシャラクの白いケーキが食べたい。
旅行もいいね。いずれピラティスがやりたいな。
どんな動詞を持っている?
観たい。聴きたい。書きたい。ゆっくり味わっているあの時が幸せ。浸っていたい。
素敵なものと出会ってときめくあの気持ちを大事にしたい。寝起きのとろんとまどろむ時間が好き。よく夢見て計画するな。きっと翼があったら飛んでいる。
あとね、いいものを見つけたら人に紹介したい、伝えたい。褒めたいし愛したい。
どんな気持ちや状況になりたいしなってほしいだろう。
ひとまず自由にしたいかな。それでもってきれいにしたい。
周囲の人たちになってほしい姿はたくさんある。
リラックスさせたい。幸福感に浸らせたい。喜ばせて驚かせてときめかせたい。
ホッとする居場所を作りたいし、魅力を引き出してキラキラさせたい。
相手の話に共感するのはとても私らしいと思う。欠けたら私じゃなくなりそう。
思うままに書きだしてみる。背伸びしたりかっこつけたりあるいは架空の誰かに迎合したりしない、まっさらな高純度の今を生きる自分が抽出されていきます。
わーっと一息で書きだしてから、さてどんな面々になったかな?と目を通して思いました。
なんだかとてもやわらかいな、と。
うーん、柔らかいよりも"やわらかい"の方がしっくりくる気がします。あまり上手く理由を説明できないけれど。
第三者目に「子どもみたいな人だなあ」と思いました。
これを書くの大変気恥ずかしいのですが、その…すごくピュアじゃないですか?笑
産まれたてという感じがする。素直でまっさらで、感覚が人間というより"ヒト"。日常の小さな出来事から刺激を知覚しては幸せをチャージしているんだなこの人は。ほおん。
(関係性薄かもしれませんが、辛いと苦いを今なおほとんど受けつけられません。麻婆豆腐は甘口。コーヒー牛乳はコーヒーに入りますでしょうか?)
そう、日常。
『心が躍るもの』で挙げたワードはほとんどプライベートの生活を豊かにしてくれるものばかり。
言われてみれば"仕事人間"とは気質的に真反対に位置しているかもしれません。
日々の生活を形作る要素たちを素敵で快適なものに仕立てて、心地よく過ごしていきたい。
日常…形作る…お、職業を思いついたかも!
ヒント表を書き終えた後、コンセプトでなりたい雰囲気やありたい姿ワードを追加で書き出してダメ押しを図ります。
気の向くまま、澄んだ、浮遊感、さらりとした、自由、透明感、リラックス、涼やかな…
ふんふん、へんほん、ほおーん。
勢揃いした全てのワードたちをああでもないこうでもない足引きしかけ合わせ、いくつものコンセプト候補を比べ合わせてはより意図に近い方を探り、
新コンセプトはこれだ!
できました!
『透き通った心を風を泳ぐようにときめきで満たす、優雅なライフスタイリスト』
です!
そう、私、ライフスタイリストだと思うんです。
ファッションもインテリアもそれぞれじゃなくて生活全般みんな素敵にしていきたい。
それなら〇〇コーディネーターよりライフスタイリストじゃない?と思いつきました。
それにこの単語だと「周囲の人にいいことを伝える人」というニュアンスもちゃんと入ってくる。
なかなかいい言葉をひらめいたじゃない、自分。
実現させたいライフスタイルは優雅なもの。
まっさら、気ままに自由に縛られずに。
「日常を輝かせる」だとちょっと強すぎる。
そんなドラマティックな出来事を日々ドカンドカンと打ち立てたいわけじゃなく、ばったり出くわした他人からすれば些細な何かに心ときめかせてそのキラキラで心の小瓶を満たしたい。
今の自分はそんな感じです。
ひとまずこのコンセプトと一緒に服選びをしてみましょう。
コンセプト活動もしてみよう。勝手に。
いつかコンセプト会だって実現しちゃうかもしれないじゃない。
おや? コンセプト決め前、講演会アーカイブ視聴直後に妄想したコンセプト会の内容はこの新コンセプトの会としてなかなかどうして機能するものだったと思えてならないぞ。
今この瞬間もすぐ1秒後には過去。
きっといずれこのコンセプトもそのときの"今の自分"にそぐわなくなる日がやってくるでしょう。
そのときはそのときだ!
また全身鏡の前に立って、あるいはカフェで、また自問自答しコンセプトをアップデートします。
それまで相棒、どうぞよろしく。