マキシマムカードもどき作ってみた
マキシマムカードってご存知でしょうか?
マキシカード、とも呼ぶそうなのですが。
簡単に言うと、
ポストカードの画像面に、同じデザインの切手が貼ってある
そして、切手の発行日の消印が押してある
というカードのこと。
以前から興味はあったのですが、今日、ちょうどいい具合に機会に恵まれたので、挑戦してみました。マキシマムカード作り。
最初のきっかけ
郵便局では、色々な絵柄の切手(特殊切手と呼びます)が発売されるのですが、特殊切手の発売日限定で、その切手の絵柄にちなんだ消印を押して貰うことができます。
(※押して貰えるのは、東京中央郵便局など、限られた郵便局だけです)
今日、2024年9月18日は「秋のグリーティング」という切手の発売日。
プレスリリースによると、リスの消印を押して貰える事になっていました。
「リスのポストカードと切手なら、手持ちがあるのでは?」
そう思い立って、手持ちのカードや切手を確認してみたら、ありました!
ポストカードコレクター兼、切手コレクターの私、さすがです。ふふり。
じゃあここは1つマキシマムカードに初挑戦してみようではありませんか!
カード作り
作るといってもポストカードに切手を貼れば良いだけなのですが、そのままだと消印の絵柄がポストカードの絵柄と重なってしまい、見辛くなってしまいます。
そこで、消印を押して貰う予定の場所に、白い紙を貼ることにします。
丸い形にくりぬいた用紙を貼り付ければ良いのですが、以前調べていた時に「これを使うと便利ですよ~」と紹介されていたシールがあったので、私は有難くそれを真似して使わせて頂くことにしました。
いつか、マキシマムカードにチャレンジしようと思って、シールだけ買っておいたんです。
買っておいてよかったラベルシール。唐突に思い立った私がスムーズに挑戦できたのは、このシールの買い置きがあったおかげです……!!
というわけで、ポストカードを見ながら、なんとなく位置を決めて、切手とシールを貼り付けます。
消印は切手に対して押すものなので(当たり前ですが、でも失念しがち)、「シールを貼った上に切手を貼る」必要があります。
なので、私は、先に円形シールの上に切手を貼ってしまって、それから2つをポストカードに貼り付ける……という手順でカードを作成しました。
作成って程の手間は掛かって無いですけどね。サクサクです、簡単です。
いざ!郵便局で消印を押して貰おう!
完成したら、そのカードを持って郵便局に行きます。
私の場合は「札幌中央郵便局」で消印を押していただきます。札幌駅から、徒歩5分くらいかな?あっという間に着きます。
郵便窓口の1つが押印専用のコーナーになっているので向かいます。
今日は先客がおひとりいたので、並んで、順番待ちをして。
順番が来たらカードを渡して消印を押して貰います。
完成!
ちょっと心配だったので、
「こういうカード初めて作ったのですが問題なさそうですか?」
と職員さんに尋ねてみましたが、大丈夫でした。ほっ。良かった。
(切手の額だけ気を付けてね、と伺いました。今なら63円以上、10月以降は85円以上の額面の切手が貼られていないとダメ)
そんな訳で最初に作ったのが、こちらのカード。
切手は、ふみの日の切手にあったリスのもの。手に持っているのは封筒なのですが、ポストカードに描かれている本と、なんとなーくリンクして見えるような気がして、上手く纏まったのでは!?なんて思ったりしています。
調子に乗って作ってしまった2枚目。
パンをもぐもぐしているイラストなのですが、中央で頬張っている姿や左下でパンを持っている姿が、切手の姿とリンクしているように見えませんか?
そして消印も、同じような姿をしているように見えませんか??
なんとなーく統一感があるような気がする!という1枚です。
どちらも同じ消印なのですが、雰囲気が違って見えたり、マキシマムカード作りって面白いな~というのが感想で。楽しかったです。また作りたい!
ところで……
なんでマキシマムカード「もどき」なのかというと
・同じデザインの切手ではない(モチーフは同じリスだけれど)
・使用した切手の発行日の消印というわけではない
というのが理由ですね。
あと厳密には「消印は切手の下の位置に押す」というルールもあるらしい。
だから本当はマキシマムカードと呼んじゃいけないのでしょうけれど……。私としては、これで十分に楽しいからOK!と勝手に思っています。笑。
作ったカードは、宛名面が空白なので、改めて誰かに送ったりできます。
私は文通をしていますので、文通相手さんに送るのは楽しそうだな~と思いますし、ポスクロ(ポストクロッシング/Postcrossing)で使うのも良さげ。どんな使い方をするか、考えてわくわくするのも楽しいです。
おまけ
これから発行予定の特殊切手と、発行日に押して貰える消印、消印を押して貰える場所などのチェックには、このページが便利です。