ちっちゃな体でちっちゃな日々を

自分は小柄だ。

小柄というくくりに入る人は結構いるだろうが、たぶんその比ではない。おそらく成人男性オオギリスト(こんな区分はないだろうが)の中では一番小柄であろう。

具体的な身長・体重を書くのは露骨なので、自分と同じキャラクターを調べてみた。身長は「涼宮ハルヒの憂鬱」に出てくる長門有希ちゃんと同じだそう。たしかに小柄である。体重は「アイドルマスター」の高槻やよいちゃんと同じらしい。あれ、やよいちゃんってかなり幼めの年齢じゃなかったかなとか思ったがあまり気にしないでおく。

ということで、めちゃくちゃ小柄なのである。じゃあここから本題。小柄で損だと感じることがあるかという話、結論から言うと、そんなことはない。

満員電車の中、つり革もギリギリぐらいだし、こんな体じゃすぐに押しつぶされるが、「もっと大きかったら」などとは思わない。むしろ乗れなさそうなくらい満員でも簡単に入れるのだ、ラッキーである。

ここ数年、有馬記念を見に中山競馬場に行くのだが(もちろん昨年はコロナの影響で行けていない)、あの群衆の中(有馬記念 中山競馬場で調べてもらえればわかる)、この小柄な体では全く見えないのだ。ただ周りの喧騒につつまれるだけで、レースも見れない。でも、ずっとそうなのである。これまでの人生、ずっとこんな感じなのでこれが普通なのだ。

加えて、幼く見える(らしい)顔立ちなので、この歳にして年齢確認をされることもしばしばだが、それもいつものこと。レジ前で保険証を見せる準備をしてるくらいなので、年齢確認されないと逆に肩透かしをくらった気分になる。

こんな感じで、ちっちゃな体であれば、ずっとちっちゃな世界でちっちゃな日々を送っているので、別段不便に感じることはないのである。じゃあ何か得することがあるかと言われれば、別に無いんだけれども。

そんなこんなで昨日は久々に体重計に乗ってみた。1kg減っていたのだ。これはまずい。小柄で損することはないと言ったが、あれは嘘だ。さすがにこの体重から1kg減るのは厳しい。太ろう。来週は焼肉でも食うか。(太ったことがないので太り方を知らない)

体重計くんとはしばらくの間お別れです。また、1kgくらい太った気がしたら会おうね。



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