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少女のように感情も行動も激しく、
みずみずしい魂を持った母。

母はわたしにとって一番大切な人です。
母の子に生まれてきて良かった◡̈♡

良いことも悪いことも何でも話せる母と
近況を話す会話の中で、
最近リーダーになったのだと伝えてみました。
あくまで近況の一部で、
それ以上でも以下でもないつもりでした。

そして翌日の今日、
「あなたは人を堕としてリーダーになったのね」
と母は言いました。

思いがけない言葉にかなり驚き、
ずいぶんと動揺してしまいました。

先生方や周りとのやり取りの中でも、
わたしは完璧ではないけれど
なるべく私情を捨ててピュアになり、
全てがうまく循環するにはどうしたら良いか
考えるよう目指したし、
そのやり取りも全ての人に
お聞かせしたとしても恥ずかしくなかった。

わたしより適任だと思う方がいらしたから
純粋な気持ちで推薦もしたりした。

だけど母からしたら

「それでも最終的にあなたになったでしょう。」

ということだった。
そうなるようあなたが仕掛けたんでしょう?
…そんな意味が込められていました。

ものすごく悲しかった。

わたしはこの30年、人を堕としてまで
何かを成し遂げたことなんて一度もなかった。

そんなのわたしの美学が許すはずもなく、
母も同様でした。

だけどわたしの30年の姿勢や想いは
伝わっていなかったのかしら。

…きっついなぁー!😂

自宅に帰って、
思わず洗面所にしゃがみ込み、少し泣く。

母以外にも、わたしが人を堕として
選ばれたと思っている方がいるのでしょうか。

そんな人間だと思われていたら悲しい。

しゃがみ込んだ洗面所で
氣光天瞑想をしてみる。
我は神なり、と内で唱えても
わたしの心臓は早鐘を打ち、
指先はプルプルと震えています。

全然神さまじゃない人間のわたし。

あはは、そうなのよ。

「聖人君主みたいな上から目線が腹が立つ
 わたしはあなたと違って人間だ」
という母も、
こうして震えるわたしも
みーんな等しく、人の子なのに。

可笑しくってしょうもない人の子たちは、
なんて可愛らしいんだろう。

母がそう思ったのはもう仕方ないこと。
これからも彼女を見守っていこう。

少しずつ呼吸と、自分を取り戻していく。

空を見上げると
夏の太陽がわたしを呼んでいる。

眩しい、と日差しを遮る手の上で
キラリと水晶の指輪が光る。

100年前、若いひいおじいさんが
ひいおばあさんに贈った、水晶の指輪。

祖母が受け継ぎ、
母も大学時代に愛用していました。

そんな豊かな家族の精神性を表すこの指輪が、
わたしの一番のお守りで、宝物です𖧷

わたしはこの家に生まれて、
本当に良かった。

100年間わたしたちを見守ってくれた
水晶の輝きの中に、わたしの魂の光も
歴史の一部として刻まれるよう、
磨き輝いていきたいと思いました。


100年前、曽祖父が曽祖母へ贈った指輪



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