
北アルプス雲の平はこんなところ(5)
三俣蓮華岳、双六岳は、ガスガスで眺望ゼロでした。が、双六小屋に向かう一本道が、物語に出てくるような景色でカッコイイ。
双六小屋の前は眺望も素晴らしく、いつまでも時間を忘れて過ごせるのですが、なんと小屋にはケーキのメニューがあって、誘惑に勝てず小屋の中でいただきました。3日目でこんなご褒美が待ってるなんて、歩いた甲斐があるというものです。お夕飯も美味しく、お部屋も快適。高い評判は本当でした。ここの手拭いも味わい深くて、使うたびにここの景色をしみじみ思い出しています。
夏毛の雷鳥に出会いました。お子さん連れで、近くに寄ってもぜんぜん逃げない、警戒心の薄い子でした。少し前に槍ヶ岳に登ったとき、雷鳥の鳴き声を聞いたのですが、カエルかと思うくらい野太い声で、こういうのがギャップ萌えというのかしらと少し学びました。
鏡平からわさび平まではいっきに。わさび平の野菜果物の誘惑には打ち勝ちましたが、そのあと新穂高ロープウェイまでの舗装路が、この行程でもっとも辛いものとなりました。
でもね、行ってよかったよ。
いいなと思ったら応援しよう!
