10月からPaddock Labが大きく変わります。

もう掲示板でご存じの方もいらっしゃると思いますが、元JRDBの平間君がPaddock Labの一員として加わってくれることになりました。これにより

1.パドック情報３人体制により全場コメントに対応できるようになります。
2.Paddockシートの短評も全場対応できるようになります。
3.過去の各馬のコメントの整理および馬の勝ちパターンの印化を進めます。
4.11月からtarget用データが月額会員のみの提供になります。
5.病気・事故等で欠員が出た場合にも対応できるようになります。

1.パドック情報３人体制により全場コメントに対応できるようになります。

これまでは裏開催のレース短評が無く、ダート屋さんが２場掛け持ちで大きな負担となっていました。それが彼が加わってくれることでこの秋の新潟・福島開催を平間君に担当してもえることになり１人１場に。正直、これは大きい。

彼とはもう15年以上に渡り同じ関東パドック班として、同じ馬を見ていろんな議論をしてきた仲です。私が知る限り論理的に考えて馬を見ることができる数少ない貴重な人材でした。その彼がパドック担当をしてくれるんですから大谷翔平並みの補強、もうこれ以上の大型補強はありません。

そして彼ならPaddock Labが持つ体幹という理論と情報、前走比較ができるシステムによりこれまで現場で見てきた以上の結果が出るようになると考えます。年間10勝、ホームラン50本を期待してます（笑）。

さらに３人になることで、週中にパドック映像を元にした議論とすり合わせをしていく予定でそこでお互いの知見の共有化が進みます。これにより３人の相馬眼の標準化とレベルUPが同時に進むことになります。そう、進化のためにこれがやりたかった。その成果は必ずパドック情報の結果として表れ、ユーザーさんにもフィードバックされていくと思います。

ただし平間君にとっては慣れない環境であるためパドック情報の価格が現在2000円分になりますが10月は据え置き、11月から1000円値上げで3000円という形になります。

2.Paddockシートの短評も全場対応できるようになります。

これまで裏開催分に関してはレース短評がありませんでしたが、これでようやく３場の短評が揃うことになり、有料分として組み込むことになります。

3.過去の各馬のコメントの整理および馬の勝ちパターンの印化を進めます。

Paddockシートも長いこと作ってると古馬のコメントがかなりの分量になる馬が出てきました。これを整理し端的に読めるような形に要約化を進めます。また馬の気性についてこれまで「揉」という揉まれ弱い馬についての印しかありませんでしたが、これを12種類の「型」にして各馬の好走パターンを印化します。

揉 揉まれ弱い馬
逃 逃げのみ好走した馬
先 先団並走or番手の形で好走した馬
詰 馬群を捌けない馬
外 馬群の外回して好走した馬
内 直線最内を突いて好走した馬
割 馬群を割って好走した馬
群 馬群で溜めて好走した馬（狭い所を割ってない）
捲 向正面で捲って好走した馬
離 離し逃げで好走した馬
末 馬群バラけた末期馬場で好走した馬
直 直線競馬専用馬

面白いもので競走馬というのは自分の形に嵌った時に勝つケースが多いんです。被されない形なら競馬ができる馬、馬群を割って競馬ができる馬、馬群がバラけるような末期や重馬場でのみ走る馬、etc。なので古馬については全馬にこの印が入るように整備していきます。ここに出脚速いを併せればレースの展開がどうなるか？という想像が容易になります。「先」がついた馬たちが外の「逃」の馬たちに蓋をされてスローになる展開だとか、そういうことが考えられるようになります。おそらくダート競馬、および小回りコースで役に立つことが考えられますが、まずは試験的に各馬の「型」が揃うレースを作ってみなさんに慣れてもらっていこうと思います。

そして３場提供できるようになった分、1000円の値上げになります。皆さんには負担増につながるので大変心苦しいのですが、ご理解頂けたらと思います。

4.11月からtarget用データが月額会員のみの提供になります。

現状は日別でも提供されているものですが、競馬後に無料で公開されてしまうデータなので月額会員ページでの提供とすることにしました。

5.病気・事故等で欠員が出た場合にも対応できるようになります。

そしてこれが一番大きな点。これまで２人体制だったので、どちらかが倒れると情報が提供できなくなる恐れがありました。３人体制であれば３場を回すことは何とか可能なので、安定したサービスを提供できることになります。正直、ホっとしております。

以上がこの秋からのPaddock Labの新体制です。

控えめに言って最高の環境が整いました。

これにより生まれた時間を使って、もっといろいろなことができるようになるはずで、Paddock Labの会員増につなげていき、さらにサービスの充実と安定化、質の向上ができるよう努力する所存です。みなさんには今後とも変わらぬご支援をいただけたらと思います。

どうぞよろしくお願い致します。