MTPを使って馬券の軸を増やそう

パドックでの推奨馬が2~3頭いるレースがあれば大体儲かる、というのがこの数か月でわかったと思うけど、問題は推奨馬が少ない時にどうしたらいいのか?が課題の一つ。答えの一つは買わない事だが、土日のレースを一切買わない、というのは多分ほとんどの人が受け入れられない事だと思う。儲けるためとはいえ、そこまで割り切った考え方ができる人は少数派だ。

なので、パドック情報とはまた別の軸を作って2軸や3軸で儲けていくやり方がいいのだと思う。その一つがMTPを使って利益を出していく方法。半年~1年1ヵ月のデータなので、それなりのブレはあるとは思うけど今年に入ってのTPの精度が上がってる感じはデータに出てるのである程度の数字は見込んでいいのではないかと考える。

以下は古馬戦のMTPを◎→○▲注△の内、馬連配当5倍以下の馬券のみ購入した場合のデータ。やはり芝は馬場状態に左右されるので厳しいが、ダートに限ってならレース的中率34.1%。

2枚目の表はダートの月別の数字。今年に入ってレース的中率4割。回収率135%。堅い配当を1・2点で獲る馬券なら有効性が異常に高い。これはあくまでベタ買いの結果で、Paddockシートやパドック情報を見て外れそうなレースを回避できる人ならもっと回収率は上げられると思う。そこは各々の工夫次第。

ちなみに今年に入っての連続不適中が最大10R。なのでこの20~30回は連続して外れる可能性があると見込んで資金コントロールしないとパンクの可能性があります。

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芝のレースも月別で見てみると今年の4月以降、的中率が上がっていてこの5か月間で良馬場に限ると131.7%。今後この数字が続くかどうか?年末に出も改めて見てみたい。

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もう一つの軸は古馬ダート戦の穴狙いのMTP。条件は◎→○▲注△で単勝10倍以上の馬への印にのみ馬連流し。こちらも芝は厳しいけどダートならベタ買いで113.4%。こっちも今年に入っての回収率が上がっていて回収率128.5%、的中率6.1%、万馬券率12.1%、最大連続不適中は64回。的中率がかなり低いので少額で気長に大当たりを待つスタイル。

大事なポイントは単勝30倍以上の馬は無条件で買った方がいいということ。たぶんPaddockシートなどを調べても積極的に買えるようなコメントが出てこない馬のケースが多いので。言ってしまうと買えるような材料がないから高配当になる。買う材料はないがMTPは足りてる、で買うのがこのゾーン。いわゆる「考えたら負け」の馬。

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他にも2歳馬の馬券戦略としては条件変更、体幹UPなどの馬で10倍以上の馬の単勝が狙える場合なども出てくるはずで、それはもう少しデータを蓄積したら出せると思います。とにかくデータを溜めて洗い出して、そこから有効な馬券戦略をいくつも抽出し複数の軸で儲けを出していく。この秋から来年の課題です。



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