LINE365日は1秒にも満たない
入社した年の夏、先輩にご飯に誘われた。
最初は仕事終わり。
翌日の休日も同じ先輩に誘われてた。
なんとなく、この人私のこと好きなんだろうなと。
何度かご飯を行って、帰りは「送る」の言葉。
最初は駅まで、次は家の前まで。
学生時代に遊ぶだけ遊んでいたし
ましてや、次の日も会う先輩とそんな気にならなかった
何度か家の前まで送って
「いつになったら入れてくれるの?」
焦った。今日ではないことは確実。
数日前から家の中で異臭が止まらなかった。
放置された玉ねぎだったことは次の日気づいた。
「また今度」、期待させて帰した。
後から気づくがこの後、
「やれない女に○万円、クソ」みたいな
ツイートをされていた。クソはお前だよ。
何も知らない私は家に入れた。
靴下のままベッドに入られた、嫌だった
裸足でもイヤだけど、
風呂入る前に人のベッド入るって
非常識でしかないよね。
流れで、セックスした。暑い夏の日だった。
私はこの人が好きだ、錯覚した
その日からセックスをする日が続いた
今考えると甘すぎた、
当時関係をもっていた男と連絡をたった、本気だった
そんな彼からの言葉は
「今は付き合えない」
なんだよそれ、ふざけんなよ
すでにハマってしまっていた私は泣いた
「好きな人が泣くのは違う」
今思うけど、ダルとか思われてたと思う。そういう人間
そこから色んなことがあったが
あれから3年が経とうとしてる。
関係は曖昧。
お互いの誕生日を祝うし高いプレゼントもあげる
年末年始も一緒にいたりしたし
私には1分1秒が名残惜しい。
23歳だった当時の私
今年で26歳になってしまう
大人になった。
「結婚は考えていない」
あぁ、とことん、この人は自己中で
私のことなんてどうでもいいんだ。
私の3年間返してくれよ。
3年間で浮気を疑うこともあったしスマホも覗いたし言えないこともした。GPS入れたかったな。
毎日のようにLINEをしていた
ネット配信の王「コレコレ」さんの配信で
「SNS上でのやりとりは会って喋る1秒にも満たないんだよ」みたいなことを話していた
その通りだと思った。
私はこの3年間、何をしていたんだろう。
そもそも、すでに執着はない
この楽な暮らしを手放すのが惜しいだけ
他に好きな人がいなくて
使えるから使ってるだけ
ホワイトデーに高い服を買ってもらった
1万円のトップスか6万の服、試着室で考えた
彼氏なら迷わず1万円のトップスを選ぶ
でもこの箱の向こうにいるのは彼氏じゃない
私のことを裏でセフレと呼んできたやつ
セフレはお互いの許可があって名乗るものだろ
当然のように6万円を買ってもらった
後からピーピー言うてたけど関係ない
いつ切れてもおかしくない関係
全部お前が悪い、早く気づいてほしい
自分がどんだけ自己中なのか。
そして気づいた
私はイケメンが好きだ。
彼がイケメンなら許したと思う
そんなことない、アンパンマンのように脹れた顔
180センチ以上イケメン
頭良くて優しい
私のことを好きと言ってくれる人
どんどん理想が高くなる
結婚はまだできそうにない。
いつか、確かめなきゃいけない
それが明日か、来週か、来月か
勇気が出ない。
彼の1番傷付く言葉を探している。
結婚したら、干渉はしてほしくない
出会いたいぜ。