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科特隊基地をつくる【第33話】ジェットビートル発進!

【ジェットビートルをようやく配備した】

ジェットビートルのマーキングが完了した。

マーキングを施したジェットビートルSIII号(手前右)と小型ビートル(手前左)。後ろは、ウーのおまけと出所不明の食玩で、117号と118号に塗装して編隊飛行に備えてみた。

さっそく劇中の発進シーンを動画で再現した。やっぱり、エレベーターを上がってくるのはジェットビートルでなくっちゃね。

ちなみにアボラス登場回(第19話)では小型ビートルが八角棟から発進するので、いままでの動画の発進シーンが間違っているとはいえない。でも、カタパルト発進だったからね。
ようやく本来の発進シーンが再現できて、すこぶる満足だ。ビートルが、途中で通路の開閉壁に頭をぶつけるストームトルーパーみたいになっちゃうけど、まぁ愛嬌ということで。

ここまでくるのにいろいろとあった。
まずは八角棟が壊れた。

発着デッキには、ハッチの開閉のために白い2本のレールがあり、その脇が細長い開口部になっている。つまり2本の細長い穴が開いているわけで、強度不足のせいでいままで何回も壊れていた。今回、それが大きく3つに割れてしまったのである。
作業中に、基地の基部にムリやり押し込もうとしたのがいけなかった。
接着しなおすだけでは、また壊すことになりそうなので、構造を見なおすことにした。具体的には、エレベーターの昇降機構のある中央部と、左右の発着デッキを含む鉄骨トラス部の2つに分けて、中央部がスポっと抜けるようにしたのである。

というか、分けざるをえなかった。
強度的な問題だけでなく、八角棟を基地の基部からはずせるようにしておかないと、メンテナンスができなくなってしまうからだ。
中央部だけを自由に取り外せるようにしたので、エレベーターの昇降にトラブルが発生したときには修理できるし、鉄骨トラス部は基地の基部に接着できるから、エレベーターの昇降時に八角棟全体がぐらついてしまうという問題も解消するはずだ。

八角棟を2分割して、中央部をメンテナンスのために取り外せるようにした。赤・青のコードは警告灯の点滅用。

それからハッチもつくりなおした。
エレベーターの昇降がなかなかスムーズにいかなくて、あちこちを削って、リンク機構もつくりなおしたのだが、その際に矩形だったハッチの形がゆがんでしまい、きちんと閉まらなくなっていた。
しかも、劇中の映像では、白い2本のレールはハッチに隠れるのだが、模型では見えてしまっている。これも修正しなければならない。
どうすればいいのかあれこれ考えて、元のハッチの上にやや幅の広いハッチを重ねることにした。これでレールがハッチに隠れるようになった。

左が修正前のハッチと修正用ハッチ、右が修正後のハッチ。

ほかにもさんざん手を入れて、ジェットビートルの発進がようやくかなったというわけだ。
では、恒例の「特捜隊の歌」入りのショート動画もどうぞ。

YouTubeショート動画へのリンク。音楽が流れます。


【第34話】誘導灯の設置 前編 につづく
【第32話】ジェットビートル完成せり にもどる
【第1話】はじまりの秘密基地 にもどる


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