透徹した眼差し。
~内発的なるもの~
今日は799日目の作品として
ボクの憧れの人物の話
人間の生命を根本に
逞しい哲学者
思想家であり
詩人であり教育者である
ラルフ・ウォルドー・エマソン様
彼は14歳で
ハーバード大学入学
父親が亡きあと
母親の深い愛情と
叔母のおかげで
善き学びを得る
「恐ろしくて
できないと
思うことを
為せ」
「崇高な人格は
必ず
崇高な動機から
生まれる」
そんな風に学んだ
叔母言葉を
「かけがえのない
天の恵み」
彼はそう言っている
彼は著名な牧師であった
父親の後を継いだのか
25歳で副牧師になり
正牧師が病気引退後
州議会顧問牧師と成長してゆく
ボストン教育委員にも選ばれる
しかし
彼は順風に帆をはる
ただの人ではなかった
当時の教会で
「死んだ形式」がはびこり
生命を失った
みせかけの儀式ばかりで
自発的な瑞々しい
信仰の精神はすっかり
色褪せてた
あらゆる
「宗教の権威」は
「形式」
「宗教精神」を
呪縛してゆく
エマソンは結婚1年で
妻を病気で亡くし
弟の発狂など不幸をへて
日記に残してる
「宗教も無関心のために
滅びるばかりでなく
頑迷のために滅びる」
彼は聖餐式にパンと葡萄酒を
用いることを廃止
儀式の権威の主張を廃止
をうったえた
時代が変わったのに
我々は祖先の形式に
礼拝してる
当然提案は
教会側を騒然とした
「人間が心に抱く
宗教とは軽信ではない。
その実践とは
唯の形式ではない。
それは1つの生命。
人間の秩序と健全さ。
それは他から得たり
付け加えたり
されるものではない
君が既に持っている機能が
新しい生命を
獲得することなのだ」
彼の求めた宗教は
既存の宗教思想に
収まらなかった
彼は「内なる声」に従い
真実の宗教者になろうと
きっぱり牧師を辞める
その時の彼の詩は素敵だ
「私は自分から離れて
生きることをすまい
他人の目でものを
見ることをすまい」(略)
彼は講演と著作に
生きた
人類が求める
新しい精神とは何か。
彼は言論の人であった
ハーバード大学
神学部での講義
有名な
「神学部講演」で
教会が
「宗教のための宗教」
に堕して
人間を軽んじてる
そんな風に
徹底的に非難してる
「形式のいびつさを
救うものは
第一に魂
第二に魂
そして
永遠に魂なのです」
自然といったいとなる
永遠を収め
他のあらゆる生命と
繋がり
限りなき可能性に満ち溢れる
宗教とは
そうした生命の力を
引き出すためにこそある
この講演で彼は
異教徒、危険分子と呼ばれ
教会から追放され
ハーバードでの
講演を禁止された
「社会は自分を
買収することはできない」
彼の魂は燦然と輝き
何ものをもっても
侵すことはできなかった
彼の思想の骨格は
「自己信頼」
ガンジーさんにも
影響を与えた
思想家ソローさんや
理想主義的教育者
オールコットさん
というような
友人と共に
哲学や人生を語り合い
多くを残している
民衆の中で愛され
権威に捕らわれず
生きたひとは強い
彼を称える書籍も数多くあり
日本で最初に彼を紹介してる
書籍は100年前から在る
どこの国に生まれても
地域や市町村から
愛される人物へなるには
どんな時代でも大変である
エマソンの苦労は計り知れない
みなさんは
哲人エマソンを
ご存じでしたでしょうか?
ボクも彼のように
一流の大学を目指したい
海外のような
飛び級制度も学びの幅が
広がって嬉しい
しかし
日本独自の勉強もしたい
数学や科学のように
生命を解明する
社会をすすめる内容も
興味深い
しかし
思想や哲学
宗教のように
運命を乗り越える
魂の能力の発揮の仕方
こちらはさらに凄い
音楽や絵画
文学などの様々文化は
すべて
この両立した上に
成り立つ
それでは
また明日