【東京女子】もんたプロレス観戦旅に出る 【名古屋 東京女子プロレス編】
今回は9.4名古屋国際会議場で行われた東京女子プロレス(以下、東女)を見に行った時の話のサイン会以外の部分のお話です
昨夜のノア観戦を無事に終えた私
この日は名古屋に移動し東女を観戦する事になっていた
一番の目的は推しの瑞希選手・角田奈穂選手の試合を見てサイン会に参加する事だ
さあ名古屋へ
清宮選手のN-1優勝を見届け昨晩の余韻覚めよらない私は、足取りも軽く駅へと向かう
(こんなに天気が良いのに私は何故傘を持ち歩いてるのだろう)
新大阪駅でも昨日の経験から迷わない
駅で大阪のお土産を買い、いざ名古屋へ
BGMはらく選手の入場曲"マシュマロカカオステーション"
さぁ、今日は大好きな推しの瑞希選手と角田選手の試合を見て大好きをお伝えに行っちゃいますのだーっ
ぽっぽ ぽっぽ ぱぴぷぺぽっぽー
(これがイヤホンをして無表情で音楽を聴きながら名古屋に向かうおじさんの脳内です)
名古屋駅から金山駅へと移動すると乗り換えナビにある路線は候補を挙げる
1番線と2番線、逆方向を交互に出され戸惑う私は3便くらい逃してしまう
(それはね、多分、どっちからも行けるし、どっち行ってもここから1駅ならそんなに遠さ変わらない位置にあるだけなんだよ。もんたさん)
都会だから許される事で地元でやらかしたら1時間待ちコースである
名古屋国際会議場
駅に着くと名古屋国際会議場には本当に近く直ぐに着いた
名古屋国際会議場に入り私が最初に思ったのは甲田代表を見て
(わぁ、本物のTKだぁ)
である
私はまず事前販売の赤井選手と荒井選手のポートレート(以下、ポトレ)が受け取れる列に並ぶ
私は1分で売り切れたサイン会参加用のポトレではなく再販の方の事前にサインが入ったものを買っていた
私の番だが必要な物を取り出すのに手こずる
後ろの人に順を譲りあたふたする私、鞄からこぼれ落ちる空のペットボトルが虚しい音を立てて落ちる
優しく言葉をかけながら見守ってくれるスタッフのお姉さん
(お姉さん…その優しさが…痛いです…)
無事、荒井優希選手のポトレを受け取る
隣にユニバース特典ブースがあったから隣の列にも並ぶ
しかし何かがおかしい…暫く経っても列が全く進まないのである
そう、だってそれはまだ発売が開始されてない当日券売り場の列だからね
暫くして気付いた私は誰も並んでないユニバース特典引き換え所にてうちわとシールを貰う
(周りに居た人達はこの人なんでこんなにアホなんだろうと思ったに違いない)
その後、入場列に並ぶもチケット裏に必要事項を記入してないのに気付き記入机で記入して並び直し、記入机に鞄を忘れてたのに気付き更にもう一度並び直す
(もんたさん、浮かれすぎだよ。落ち着いて行動して)
そんな事を繰り返した事もあり長蛇の列の後方に並ぶ私は絶望…しない
何故なら私は蒸し暑くて長蛇の列を昨日体験した後だからね
このくらいは平気である
余談だがスタッフの方が着てた東女の新ロゴTの緑がカッコよかったしノアカラーだしで通販で買う事を決意
(そこはハイパミさんだろ!東女的に)
既にパンパンの鞄に荷物は増やせないのだ
(何故か傘も持ってるしね)
開場後、一目散に売店へと向かう私
他はともかく瑞希さんと角田さんのポトレは絶対確保しなければいけないのだ
(いけないんです!)
無事、瑞希さんと角田さんのポトレとトレーディング生写真×2とポスターをゲットした
本当は数人行こうとか思ってたけど、いかんせん私は思春期メンタル
レスラーという憧れの対象と話すという緊張感に耐えられる気がしない
(私はノアの会場でもサイン会等で選手とはほぼ話せない)
そう私はコミュ力という壁の前から逃げた思春期メンタルのチキンハートおじさん
でも、今日はお二人に大好きだってお伝えに来ちゃいましたのだーっなのである
私の中の勇気よ湧きあがれ
(脳内BGM:ペガサス幻想)
その後、自分の席に着席、大阪を経て大きくなった荷物が他の人を邪魔しないソーシャルディスタンス席最高だ
(それにしてもこの傘邪魔だな)
周りを見るとSKEのペンライトを持ってる人も多数居てさすが名古屋大会だなぁと思った
大会開始
まずは難波小百合リングアナの前説、そしてアップアップガールズ(プロレス)の歌でスタート
この日は声出しOKの大会だった
アッパーキックが歌われ、あぁ東女が始まるんだなぁと実感する
第1試合
コロコロ変わる伊藤選手の表情、遠藤選手の健闘もあり盛り上がる会場
入場時の「オーオー」や「世界一可愛いのはー?」「伊藤ちゃーん」のコール&レスポンスで第1試合から盛り上がる
自意識過剰な思春期メンタルのおじさんではある私だが、選手の煽りには乗っかるおじさんではあるので私も声が出る…出てた…と思う
隣の人くらいには聞こえてたんじゃないかな…聞こえてた…かな?
因みに隣のお兄さんは凄く熱かった
声出し大会の第1試合だからこの試合を配置したのなら上手いなぁ
後、伊藤選手のヘッドバットは凄い音がしてたし、試合も面白かった
第2試合
テーテッテテー テーテッテテー♪
会場には角田選手の入場曲が流れはじめる
入場ゲートから現れる角田選手、私の視線はもう角田選手に釘付けだ
(あぁ本物の角田選手だ。女神は実在してたんだ。大好きです)
私の居た席から逆側のニュートラルコーナーで入場ポーズを決める角田選手
(いつ見てもカッコイイ。現場で見てもカッコイイ。大好きです)
客席からの呼び掛けに「あいよー」と返す角田選手
(それすらもカッコイイ。大好きです)
愛野選手と打ち合う角田選手はもちろんカッコイイ
(角田選手はカッコイイの化身なのだ。大好きです)
猫選手と愛野選手の闘いを場外から股割りしながらリング上をうかがう角田選手の後ろ姿もカッコイイ
(いつだってカッコイイ角田選手が大好きです)
リング上で躍動する角田選手は当然のようにカッコイイ
(好きです。大好きです)
愛野選手に倒され横たわった所に猫選手を投げつけられる
それにより角田選手が戦線離脱してる間に愛野選手が猫選手から取って終わってしまう
悔しさを背に引き上げる姿だってカッコイイ
(やはり私は角田選手が大好きです)
SKE48ミニライヴ
第2試合終了後、SKE48のミニライヴが始まる
ミニライヴは3曲のメドレー〜トーク〜パレオはエメラルド、という構成だった
リング上の荒井優希選手とは全く違うアイドル荒井優希さんの表情にプロを感じる
(いや今歌ってるのもリング上なんだけどね)
会場中に揺れるペンライトの光とメンバーにおくられるコール
「超絶可愛い ○○ちゃーーん」隣のお兄さんも本気だ
特に「ちーかこっ!!ちーかこっ」の力のこもったコールは今でも頭に響いてくるくらいだ
(お兄さん松本さんのファンだったのかな?)
お兄さんだけではない
会場全体が熱いコールと緑と紫の光の波
完全に会場の空気に圧倒された私は、わぁペンライト綺麗状態である
過去にAKBが好きだったりしたので、そういう世界があるのは良く知ってたが実際に体験するとやはり違う
(ペンライトって2本持ちがデフォなの?)
因みに私はメドレー最後の曲"Stand by you"が特にお好みでした
第3試合
宮本選手と乃蒼選手の試合はとても見応えがあった
(宮本選手、試合中こんなに魅力的な表情するんだなぁ)
最後は自力に勝る乃蒼選手のブリザードスープレックスで乃蒼選手の勝利
(乃蒼ヒカリ選手のブリザードやっぱりブリッジ凄いなぁ)
第4試合
山下選手の入場曲が響き渡る
私の知る限り全女子レスラーの入場曲の中でも一二を争うカッコイイ入場曲に私のテンション爆アゲだ
試合開始と共にミサヲ選手が山下選手にスプレー噴射
私の席まで匂ってくる…あのスプレーは何だったのだろう?
らく選手のスマイルトレイン…未遂
やはり王者中島選手、簡単に決まる相手ではないのだ
(見たかったなぁ…私はスマイルトレインという技がとても好きである)
セミ
本日の個人的ダブルメイン②である
マジラビのテーマで入場する瑞希選手と坂崎選手と原宿ぽむ選手
当然のように私の視線は瑞希選手に釘付けだ
(あぁ本物の瑞希選手だ。天使は実在してたんだ。あの日からずっと大好きです)
コーナートップから場外へダイブする瑞希選手
(羽根が生えてるようだ。やっはり天使なんだ。大好きです)
敵陣である青コーナー側でリング内を窺う背中もカッコイイ
(大好きです)
瑞希選手のリング外に飛び出すドロップキックにトキメキまくる
私はこのムーヴが特に大好きなのだ
(いつだって瑞希選手の事は大好きです)
私の席から死角になる赤コーナー側のリング外で何かやってる
(例え見えなくても大好きです)
ぽむ選手の「行っけー」からのトイストーリー
(うおおおおぉ、本物のマジラビ連携技だぁぁぁ!大好きです)
メイン
令和のAA砲と東洋盟友のタイトルマッチ
どちらのタッグも好きな私だがこの日は東洋盟友に勝って欲しい気持ちがちょっとだけ優勢
しかしここは荒井選手の御膝元である名古屋、荒井選手への声援が凄い
上福選手の「真弥、謝っとけ」からの桐生選手の謝罪式ニードロップ
(うおおおおぉ、本物の謝罪だぁ)
荒井選手のホームだけあって荒井選手がピンチになる度に荒井選手を後押しする声が凄かった
だがその雰囲気に抗う「真弥ーーーっ」の大きな声援、そう隣のお兄さんだ
分かる、分かるよお兄さん、私も心の中では真弥さんに声援送ってるよ
お兄さんからしたらじゃあお前も声出せや案件である
しかし私は思春期メンタルおじさん、過剰な自意識にのまれたチキンなのである
そんな事ができようはずも無い
上福選手と赤井選手とマッチアップも熱い
荒井選手、桐生選手、共に感情が爆発する中、最後は荒井選手が桐生選手から取って熱戦に終止符が打たれた
試合後讃え合う両タッグの姿、荒井選手と赤井選手のマイクに会場は幸せな雰囲気で終わった
大会後
私も大満足なまま規制退場に従い4Fサイン会会場へと向かう
推し選手の角田さんと瑞希さんにお会いしサインをして頂き、お話までしてしまうという大事件に放心状態のまま4Fサイン会会場を出る
その時のサイン会の模様はこちらを読んで頂けると嬉しいです
サイン会での夢のような時間に頭おかしくなってた私はとりあえずずっと水分取ってなかったので1階でデカビタを買って飲み干す
(あれ?このデカビタのペットボトルなんか小さくね?)
とりあえずは落ち着いた
さて、外に出よう
あれ?出口閉まってるんだけど?てか出入口こんなんだったっけ?
うろちょろする私、存在しない出入口、リアル迷宮である
私はアウターゾーンに飲み込まれたのだろうか?
(助けてミザリィ、私悪い事してないから…してないと思うから)
混乱する私は何が何だか分からない
しかし、それはそうであろう
だって私は2階から入場したのだから…
1階で出口を探さないでください
そこに出入口はありません
入って来てないんだから~
その事に気付くと同時に脳内で流れる千の風になって名古屋国際バージョン
(もちろんそんなものは無い)
どうやら私はまだ落ち着いてなかったようだ
初めての東女観戦は試合・サイン会、共に本当に楽しく、また東女を見に行きたいと思わせるものだった
いや、必ずまた行こう
今日は見れなかった技や推し選手の勝利を見に行くのだ
角田さんと瑞希さんにまた会いに来るんだ
ドラマチックなことなんて
何も起こらなくても
東女ともう出会ってしまったのだから
(ごめんなさい。言いたかっただけです)
名古屋国際会議場を出ると青空に照らされながら駅へと歩き始める
曇ってたような気もするが私の気持ちは晴れてたのである
(脳内BGM:永遠ブルー)
ノアの熱く激しく心揺さぶるプロレス
東女の明るく楽しくでも闘いのあるプロレス
とても多幸感のある夢のような2日間を過ごした私は思い出とお土産と邪魔な傘を持ちウキウキで帰路に着く
家に帰るそれだけなのに恥を重ねる
名古屋駅に着くと何かあって遅くなった時の為に地元へ最終ギリギリで着けるように予約していた為、2時間ほど時間が出来てしまう
飲み物と味噌カツサンド、名古屋土産を買い、待合室で時間を潰す私
頭の中は「角田さん!!!」「瑞希さん!!!」である
(もんたさん、浮かれすぎはやらかしの元だから落ち着いて)
時間より少し早くホームに行こうと私はホームへと向かう
向かうと直ぐに来た新幹線に乗り込む
あれ?私の席に人が…意を決して話し掛ける
お互い???…いや、私が思い出す
(あれ?そういや俺早めにホーム来たやん…という事は)
そう一つ前の新幹線に乗り込んでいたのだ
もう赤面どころの騒ぎでは無い
自意識過剰な思春期メンタルの私には耐えられない
(もんたさん、僕もう貴方には着いて行きたくないよ。本人だから離れられないんだけどさ)
間一髪で気付いた私はその場に居たくない気持ちもプラスされ物凄い速さで飛び降りる
ギリギリセーフである
最後の最後にとんでもない恥さらしてしまう
(本当に最後だと思ってたんです。この時は)
無事…と言えるのかは分からないが予定通りの新幹線で岡山まで来た私は地元行きの電車に乗り換え日付けも変わる頃地元駅に着く
駅から出ると自転車を止めた駐輪場へと向かう…あれ?私の自転車がない?確かに止めた場所にない?余計な傘はあるのに?移動させられたのかと30分ほどグルグルと探す…やっぱり無い
怒りと絶望でいっぱいになりながらここから歩いて帰る事を決意
(あぁ幸せな時間の最後にこれかよ)
そう思い駐輪場を出る
あれ?何か道が、風景が違う気がする?キョロキョロする私、えっもしかして…そう私は北口から出たつもりで南口から出てたのだ
そして東駐車場に行った気で西駐車場へ行ってたのだ
(いくらなんでも地元でこんな事するかね?もんたさん、僕今日ほど貴方を情けなく思った日はないよ…)
東駐車場に行くともちろん止めた場所に止めた状態の自転車が…
(田舎の真夜中の暗さと疲れと眠気が重なり起きた偶然なんです。本当なんです。普段はもっとちゃんとしてるんです…してるんじゃないかな?)
大丈夫。敬愛する尾崎だって"馬鹿を気にして生きるほど 世間はせまかないだろ"と歌っていた
(それにしたって限度はある)
とまぁドタバタしかないまま私の夏の終わりのプロレス旅は終わった
私のように田舎に住んでると簡単に配信で見られるのはありがたいし、試合をちゃんと理解するという意味では多分そっちの方が向いてる
しかし、現場には現場でしか味わえない空気感や風景、体験というのは確実にあり、それは現場に行く事でしか手に入らない貴重なものだ
それを再確認した2日間だった
またノアも東女も絶対に見に行こう
(次回は落ち着いて行動してください。本当に)
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