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【発電所紹介シリーズ】パシフィコ・エナジー豊田メガソーラー発電所ってどんなところ?
はじめましてパシフィコ・エナジー豊田メガソーラー発電所で電気主任技術者をしております猪飼です。
この発電所は愛知県豊田市井ノ口町の山中にあります。近くには紅葉で有名な香嵐渓があり、発電所下流には矢作川が流れています。開発面積は74.4haでナゴヤドーム14個分に相当します。発電容量は62MWで2020年3月12日から商業運転をしております。
発電所の特徴
豊田メガソーラー発電所では矢作川方式と呼ばれる竹ソダ沈砂池を有しており、造成を行う際にこの方式が採用されました。濁水をろ過してゆくは矢作川にきれいな水を流しています。
なおこの竹ソダ沈砂池を採用し世界最大サイズで作った理由としては、2000年の東海豪雨時に矢作川水系で最大80㎜/h、尾張地方では93㎜/hの降雨量があり、その時には下流の地区が水害にあったそうで、それを防止するためにも東海豪雨クラスの降雨にも耐えられるように作りました。2023年6月にこの地方で避難レベル4の雨災害がありましたが、沈砂池はあふれることなく余裕がありました。
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発電所の所員全員で気をつけていること
最近、太陽光では盗難が多くこの地方も例外ではありません。こちらでは近隣の警察署に相談に行きこちらの看板をいただくことができました。さらに警察の夜間巡回経路を発電所近辺まで足を延ばしていただくこともあります。
その他全員で気を付けていることは、規定値以上の降雨があった場合には翌日に巡回し被害が発生していないか、巡回点検をしています。電気的な故障、さらには土木の不具合等所員全員で協力しながら業務を行っています。
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