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【発電所紹介シリーズ】パシフィコ・エナジー佐野メガソーラー発電所ってどんなところ?
はじめまして。パシフィコ・エナジー佐野メガソーラー発電所で、電気主任技術者として発電所を管理している飛(とび)です。
発電所は栃木県の南部に位置する佐野市にあります。2022年5月に商業運転を開始し、現在2年目となります。発電所の規模は交流ベースで39.9MW、直流ベースで53.9MWです。年間の想定電力量は約6,240万kWhで一般家庭約1万5千世帯の電力量となっています。発電所の面積は148ha東京ドーム31個分で、そこに約13万枚のモジュールが設置されています。
発電所特徴
発電所はゴルフ場の跡地を引き継いで建設していて、極力元の地形を生かすことで造成土量の低減をし、外側の自然山林の伐採を極小化することで環境負荷の低減に努めました。
建設中から現在まで自然や動植物との調和を図るよう努めていて、絶滅危惧種のサシバの他に鹿やイノシシなどの動物が生息していますし、桜などの樹木も多く残っています。
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発電所責任者として日々の業務で意識・気をつけていること
日々の業務で気を付けていることは、安全で安定した発電所の運用です。そのために出来るだけ多く現場へ出向くことを心がけています。月例点検や年次点検も同行することで、安全作業の確認をしたり、想定外の事象を発見したりすることもあるので、早期の復旧に役立っていると思います。
また、地域の皆様とは良好な交流を続けるよう心がけています。地元町内の市道脇の除草作業を行うことや小学校へ再生可能エネルギーの授業などを行っています。町内会長さんがよく管理事務所に来ていただけるので、地元の話を聞くことも多く、また要望についてはアセットマネージャーと相談しながら適切に対応するよう心がけています。地域の皆様のご理解があって発電ができるものと思っていて、これからもこれらのことを継続することが大事だと思っています。
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運用開始後2年経過しましたが、幸い大きなトラブルもなく発電が継続できていることを嬉しく思っています。これからも地元の皆様との良好な関係を築きながら、安全で安定した発電所の運用に努めたいと思っています。
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アセットマネージャー三澤(左)と電気主任技術者飛(右)