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WORLD ROBOT SUMMIT 福島 2021

2011年3月11日 福島県を襲った黒い津波。あの大震災から10年経った今年、「Robotics for Happiness」をテーマに掲げるWRS2020福島ロボット競技国際大会が開催されました。このイベントは、NEDO(経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が主催する、災害対策やインフラ強化、そしてロボットと人間が共生する世界を目指す世界中の開発者・チャレンジャーが参加するロボットのオリンピックです。

インフラ・災害対応カテゴリーで問題対策へ挑む
チャレンジ① プラント災害予防
チャレンジ② トンネル事故災害対応・復旧
チャレンジ③ 災害対応標識準性能評価

抗原検査

毎朝、抗原検査を受けてから業務開始です。コロナ対策もしっかりです!

災害センター

台風災害対応の一貫では強風を人工的に起こし、ドローンがどれほどの風に耐えられるか、といった実験なども行われている。


なかなか覗くことができないセンター内を見学
ドローン専用の競技場
屋外イベント

福島出身の俳優、ディーン藤岡さんなど、数々のタレントさんが会場を盛り上げていました。

屋台フードトラック

久々のイベント行事にたくさんの子供ずれ家族が集まっていました。

出展テント
お土産も買える
B to B 向けのブース

災害後、南相馬では広い土地を活用し、太陽光発電にも力を入れているのが分かります。10年前に恐ろしい災害が起こったとは思えないほど今は美しく整備されていました。

ソーラーパネル

ホテルから自転車を借り一時間ほど離れた、伝承鎮魂祈念館へ祈りを捧げに行ってきました。

早朝だったので館内へは入れませんでしたが、震災前の風景や震災当日の映像記録などが展示されています。

慰霊碑
南相馬市の夕焼け

ずっと、日本東大震災をどこか遠くの存在として感じていましたが、地元の人と話し、食事を頂き、美しい風景を眺め、一日たりとも無駄な日はなく、平凡という贅沢さをひしひしと感じました。また、国内のみでなく、世界各国の有能な技術者たちのさらなる開発により、これからも安心、安全に過ごせる日々があることに感謝です。

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