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12/27に考えていたこと

東京都庭園美術館へ行き、展示を見た。
ガラス工芸と鉄工芸の展示。どちらも女性の作家さんであった。
まるで有機体のようなガラスの作品と、重々しいはずの鉄が何故か軽やかにさえ感じられる(けど無茶苦茶サイズがデカい)作品、それらとあの美しい建築と室内が相まって、空間が異質だった。
時空の狭間みたいな、謎めいた空間。
美しいだけじゃない、異物としての鉄とガラスの存在感。

しかし昼間に見に行って良かった。
窓から入る光彩、日の翳りによって作品の顔を変える。
その煌めきに何故か泣きたくなるような気持ちになった(泣いてないけど)。
今年は涙腺が馬鹿になってしまったので、ちょっとした変化に涙が出そうになっていけない。
わからない。いいのかな。
良いのかもしれない。
今年はないてもいい、あとちょっとだし。
良い日だった。

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