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PDGONの第3期Σリーグ振り返り:レギュラー第15節
Pacific Dainagonです。
今回は、7/17(水)に行われた、第3期Σリーグのレギュラーシーズン第15節の試合を振り返っていきます。
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対戦表はこちら。
私は第1試合C卓です。
対戦相手は、Pleiades恋駆くれあさん、ぽんてん小川光プロ、ホープフルA月音ゆきさんです。
月音ゆきさんとは第1期の頃に何回か当たっていますが、皆さん今期の対戦は初めての面々です。
楽しんでいきましょう。
それでは振り返りに入っていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
東1局
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すでに手形十分、ドラもあってかなり良い配牌です。
發から切ってもいいなと思っていたんですが、ふわっとオタ風を切ってしまいました。
ちなみに、今回から気分転換に新キャラを使っています。
これが吉と出るか凶と出るか。
まぁ関係ないですね。
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發が重なったために分岐が発生。
鳴くのも普通ですが、あまりに巡目が早く、鳴いてほぼ2900にしてしまうのももったいないのでスルーしました。
この手なら門前でもそこそこ和了率は高そうなので、早い内は2枚目もスルーするつもりです。
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早いリーチが来てしまいました。
生牌の9pより3枚見えの發の方が安全ですが、こうなったら發も鳴くのと、鳴いた時に8mも現物で打てるので、多少のリスクを負って打9pとしました。
東4局
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0メンツ4トイツの手牌。
この瞬間は七対子を本線に考えていたので、トイツを切る選択肢はあまり考えていませんでした。
7pを残すなら789三色を見たいですが、7pを残す時の打牌候補は9sか7sになり、結局三色を追えなくなってしまうのと、七対子にする時に現状の手の中で待ちとして一番強そうなのが9sなので、9sを残すとなると消去法的に打7pの選択となりました。
しかし、3p・4sのトイツは変化が豊富なことに加え3sがドラなので、よりメンツ手寄りに打9sでも良かったかなと思います。
ニシキは9sを切っていそうな気がします。
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メンツができたので、メンツ手の方に舵を切っていきました。
七対子を残す選択も考えましたが、打7mはメンツ手からかなり遠ざかってしまいますし、ここで79sを切るなら前巡7pも持ってソーズを切っている方が良いので、7pを切った以上メンツ手に寄せるかなという気がします。
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無駄裏々
満貫をアガれただけで良しとしましょう。
南2局
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中を切ってもいいんですが、ドラもない愚形だらけの手牌で価値が低く、かつライバルの親番なので、どうせ和了もそこまで見込めないなら役牌で躱せる方が偉いかなということで打8pとしました。
2pとの比較は、現状頭が確定していない形なので、4p引きの複合形の価値が高い分2pよりも8pの方が良いかなと思います。
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親は中ポン打1s、西カン後ツモ切りです。
ここは形で1sを切りました。
2sから切るのも考えたんですが、ポン出し1sの関連度が結構高く、リャンメンというよりシャンポンで2sが当たる可能性を高めに考えていました。
テンパイしたら切る牌ではありますが、この瞬間で当たる可能性もありますし、自分の手牌価値は高くなく他家からリーチが来た時に戦うほどの手でもなさそうなため、瞬間確実に通る1sの方から切っていきました。
南2局1本場
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愚形だらけの苦しい手牌。
三色にならないとほぼ価値がないため4p受けの価値が低く、かつドラの重なりも見たいため、123三色の部分を固定する打5pとしました。
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1000点で頑張りたい点数状況ではないですが、黙って見ていても都合の良い展開が少ないですし、門前で頑張れるほどの巡目ではなくなってしまったので、三色でまっすぐアガりにいきました。
とはいえ後手になった時点で大体降ります。
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上家からリーチが来たところでテンパイ。
やはり全然戦う状況ではなく、7pを切れる理由を探しましたが特になさそうだったので、現物の2sを打って安全に取れるケイテンだけ追っていきました。
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3s・8sともに通っていない中では打ちやすい牌ですが、4sワンチャンスの3s、ソーズ上があまり見えていないスジ8sは、残りツモ3回のケイテンで打つにはギリギリ見合っていなさそうと判断しました。
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降りたおかげで放銃を回避できました。
押していたら發は打っていたかもしれませんし、最後もしっかり2mを切れたのは良かったと思います。
南3局
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リーのみの1シャンテン。
上家は發ポン打中です。
手牌価値は低く、上家はドラのカンチャンも払っており普通ならかなり速そうな捨て牌ですが、かなり余裕のあるトップ目なのでターツを決めてスリムにしている可能性などもあり、仕掛けのレンジは多少広めに見積もれます。
そのためテンパイしていないことも全然ありそうで、かつここから降りても終盤で厳しくなってしまいそうなので、押していきました。
形は7pから切りたいところですが、親とはある程度戦わなくてはいけないので親に危険な方から切りたいのと、上家はかなりターツが決まっていそうなところからトイメンの7pをスルーしているので、上家への7pの放銃率も低そうに考えていました。
対局後の検討では、「一応345三色の高打点ルートもあるから7pを切りそう」という意見が出て確かにとなりました。
良し悪しは微妙なところですが、ちょっとトップ目が離れた状況で2着、3着で妥協の考えになってしまうのは自分の課題だなと思っています。
後は今見ると3s1sもありそうですね。
タンヤオも付きますし、鳴けるようになるので状況込みでそっちの方が良かったかもしれません。
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9mの方が両脇に安全ですが、これも親の現物の方を残しています。
一番戦わなくてはならないのが親で、上下にはベタオリしても良いというのが大きいです。
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あんまり7sが当たるとは思っていませんが、2sがなくなったことで元々低かった手牌価値がさらに暴落しました。
こんな手で1シャンテンから放銃するのはさすがにやってないので、一旦白を切ってかなり降りを視野に入れていました。
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ネックの方から埋まってテンパイ。
残り巡目も少ないのでテンパイ取りだけを目指すダマも考えましたが、さすがにアガり逃すのが痛すぎるのと、自分目線5mがノーチャンスで36mも悪くはなさそうに思っていたので、リーチしました。
南4局
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跳満ツモでトップですが、それ以上に2着と4着が近く、かつイッツーができてもそんなに跳満になりません。
イッツーで鳴くにしても1000点では2着に少し届かないので、まっすぐリーチを目指していきました。
南4局1本場
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親が連荘して1本場。
本場が付いたことで1000は1300をどこからアガっても2着を捲れるようになったので、役を付けにいく打1pとしました。
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役が付く方でテンパイしました。
愚形ではありますが、条件ができているのでよっぽどな形でないと外しにくいです。
一応5p引きで3面張になりながら345の三色になるので、2sを切ってのダマとしました。
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トイメンからリーチが来たところでツモ。
ある程度押すつもりではありましたが、危険を冒さずアガれたのはラッキーでした。
結果
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ということで、結果は2着でした。
終盤かなりギリギリの勝負になりましたが、なんとか2着でプラスを持ち帰れたのは良かったです。
第2試合でふみKUNも気合のトップを取ってくれて、チームとしてはようやくプラス復帰が見えてきたので、これからも気を引き締めていきたいと思います。
それでは、今回はここまでになります。
引き続き麻以麻いの応援をよろしくお願いいたします。
Pacific Dainagon
【第15節麻以麻い配信アーカイブ】
ゲスト:おしげさん
【Σリーグ公式X】