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受刑者の償いは自己満足

どーもこんにちわ😃とみぞうです。

受刑者が刑務所で服役するのは罪を償うため。ってのが大前提ですね。
罰を与えるのと罪を償わせるのとは全然違います。
事件の重大さによって刑期が長くなる。それによって自由を奪われることが罰。になるかもしれませんが、罰を受ける時点で償うという気持ちはかなり薄れます。

罰を与えるのであれば懲役になどせず本人がもっとも嫌がることをするかさせれば良いのです。
しかし償わせる事を優先させる日本の法律はなんなのだろう?
裁判ではよく『しっかり反省して償って下さい』と裁判官のキメ台詞があります。

被害者がいるから?世間が許さないから?

ごめんなさいと謝って許されないから逮捕され刑務所に送られているのに更に償う?
刑務所に入ったから償えるとは思えない。

正直な話、自分がいた拘置所で償う気持ちで刑に服してる人間は居ないに等しいと思います。
薬物関係で捕まったら償う人が居ないのは勿論です。
薬物なんて自分の欲に負けて法律で許可されてない物を使ってるだけですからね。

でも被害者がいる事件でも償う気持ちを持つものがあまりにも少なかったです。

詐欺で捕まった者は
『今回、捕まったことでどうすれば次捕まらず上手くやればいいか学べた。』

窃盗で捕まった者は
『大した額じゃないのに懲役はキツイ』

強制わいせつで捕まった者は
『あれは合意の上だったのに後から被害届だされてこうなった』

傷害で捕まった者は
『浮気相手をボコボコにして何が悪いんだろ?納得行かないから出所したら、また文句言いにいってやる』

ってな具合に不満や出所後同じ犯罪をするという者が多かったです。

強がりで言っている可能性もありますけど、反省してるし謝罪したいと思ってるって言葉を出した人は2、3人でしたね。

償わせる意味あると思いますか?

もちろん服役中に被害者に大しての謝罪や罪への反省と題した作文を何回も書きます。
でもパフォーマンスです。
はっきり言って詐欺で捕まった人間は出所後被害金を弁済しません。
傷害で捕まった人間は被害者に謝罪しになんて行きません。

なんでか?刑務所に入った時点で罰を受けて罪を償ったと思っているからですよね。
何年も自由を奪われたんだから、もういいだろ?許してくれよ?って考えちゃうから謝罪も弁済もしません。
刑務所は犯罪者にとって罰と考えてしまうため償う場所ではない気がします。

でも現状日本だけではなく世界でそうかもしれませんが、刑務所にぶち込むのが一番の罰で償わせ方だと思われているから司法もそうせざるおえないんだと思います。

ここまでこの記事を書いてきた自分でも答えが分かりません(笑)
まぁ被害者がいるのであれば、被害者が許すと言ってくれることをした時に償えるのかもしれませんが、自分が被害者だったら土下座されてもお金を出されても許すことは無いのかなと思います(笑)

因みに自分は、逮捕されてから出所まで約4年。謝罪し全額被害弁済しましたが、被害者の方は、許せない。罪を償えと言われました。
殴られるのも罵声を浴びるのも許されないのも仕方ないと思いますし、そうなってしまうことをしましたが、謝罪し被害弁済しても自分的には償えたという気持ちにはなりませんでした。

結局、償いと思った謝罪も弁済も、罪を軽くするためのツールと少しでも罪悪感をなくすための物なんだなと思いました。

犯罪者が罪を償うって本当に難しいです。
謝罪や弁済での償いって自己満足なんだろうなと思いました。

これから先の人生償いたいけど償えない人生を歩まなくてはならないんだと思います。

それでは今回はこの辺でノシ

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