東京拘置所での類や種とは
どーもこんにちわ😃とみぞうです。
今回は東京拘置所での類や種。『優遇措置』『制限区分』について書いていきます。
この類や種は、簡単に言えば拘置所内での自由度などのランクです。
類『優遇措置』
1類~5類まである中で最初は5類から始まります。基本半年は5類です。
刑務官が一目で分かるようにバッチで色分けされており、緑・黄色・青・赤・白とバッチの枠色が変わります。
4類は事故を起こし懲罰を受けた人間がなる類でバッチの色は赤です。
種『制限区分』
1種~4種の4ランクに分かれていて最初は3種から始まります。
こちらも一目で分かるように、帽子に2本の黒線・帽子に1本の黒線・線なしに分かれています。
類に関しては、『優遇』ということで拘置所内でお楽しみ度合いが上がるものとなります。
面会の回数、手紙の発信数、お菓子の自弁購入回数、クラブ活動の参加の可否、サンダルなどの購入の可否、報奨金の金額などが、それに当たります。
自分は2年半服役して3類までしか上がりませんでしたが、3類だと
面会の回数/月3回
手紙の発信/月5通(受信は無制限)
お菓子の自弁/月1回
クラブ活動/コロナ禍で無し
報奨金/月7000円位
でした。類が上がれば上がる程、上記の回数や報奨金の金額が増えます。
自分が居たところは1類の人が一人居て報奨金は18000円貰っていたようですね。
拘置所内では高給取りです(笑)
次に種ですが、こちらは『制限』ということで、拘置所内での行動制限の事を差します。
しかしこの種に関しては1種以外はあまり恩恵がないと思われます。
制限の緩和としては
居室扉の鍵をするしない。
刑務官が同行しての移動。同行なしの移動。
面会時の刑務官の立会いの有無
(拘置所は最初から刑務官立会いなし)
こんなところでしょうか?なんか微妙ですよね?
しかし❕仮釈を貰って3年以内で出所できそうな人は2種っていうのは一大イベントになります👍
なぜかというと2種に上がる条件が
長期に優良な者・仮釈準備者
この2つだからです😃『仮釈準備者』良い響きですね~🤗
衛生夫をしていると、裁判を争っていて長期に渡り拘置所に収監されている未決の人がいるんですが、この人達も帽子に線が入ると『そろそろ出所だな?』と分かるようで『もう少しだな。頑張れよ』と声を掛けてきます(笑)
ただ3年以上刑期がある人は2種に上がっても普通に『優良者』として扱われていると思うので糠喜びしないようにして下さい。
類に関しては年2回、工場の先生・事務長先生・処遇担当の先生と話し合い上げるかどうかを決めているようです。
配役後半年で上がる3類は簡単に上がりますが、そこから上は中々上がりません。
自分が居たところも20人位居ましたが1類1人、2類3人でした。
まぁ類が上がって面会の回数が増えるのはありがたいですが、手紙は1年もたつとネタ切れになります。
無事故無違反でさっさと出所するのが一番ですよね~😃
それでは今回はこの辺でノシ