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パチンコのボーダー理論の本質を解説!勝てない理由はコレ!
ボーダーちょうどの台を打っていてもどんどん負ける。ボーダーちょうどの台を打っているならトントンになるはずでしょ?何故下振れしかしてないのか不思議。
このような書き込みを5chの某スレッドで見かけた。
パチンコのボーダーというものを深くは理解してない人がまだまだ多くいるようなので簡単に解説するよ。
ボーダー理論
パチンコはボーダー以上(損益分岐点を上回る)の台だけを打ち続けていれば勝てる。このボーダー理論を世に初めて提唱したのが元パチンコ必勝ガイドの石橋達也氏。
理論上は間違いではないけれど、これだけの言葉をそのまま受け止めてしまうと上記で書いたような人に誤解を与えてしまう。
もう少し深く本質を掘り下げる必要性があるよね。
ボーダー上の勝率
ボーダーちょうどの台だけを毎日終日打っていればトータル収支は±0円になる。
これはよくある間違いで実は全体の半数くらいの人はトータル負けて、残りの半数くらいの人はトータル勝つんだよね。
10000人がボーダーちょうどの台だけを365日11時間稼働した場合、5200人前後がトータル収支はプラス、4800人前後がトータル収支はマイナスとなる。
ボーダーちょうどの台だけを打った場合の勝率は52%程度でしかなくて、48%前後の確率でトータル負けてしまう。仮にそれが一日単位であろうとね。
ボーダーちょうどだと理論値的には若干プラスになる人の割合が高くなる。
パチンコでの確率の収束とは?
サンプルの平均は真の分布の平均に近づいていくことは大数の法則で証明されているので、10000人のサンプルの平均を取れば真の分布の平均に近づく。
正規分布を取るとグラフは山型の形になる。山の頂上付近が一番多くの割合を占めて、この頂上が謂わば±0円付近。
なので、確率は収束しているわけで、勝ち負けは約半々に分かれるけど、大勝ちや大負けも圧倒的に少ない割合になるということが正規分布からもわかる。
ボーダーライン上の台だけを打っていれば圧倒的に±0円付近になる客の割合が大半を占めるわけだ。
確率の世界では本当に何が起こるのか私達には予測はできないし、例えボーダーちょうどの台だけを365日打っていようが少ない割合ではあるが年間100万円以上負ける人も必ず出てきてしまう。
逆も然りで、少ない割合で年間100万円以上勝てる人も存在するわけだ。
それが個人個人の欠損数であり余剰数である。
更に言えば、パチンコというのは例えボーダー以下の台だけを打ち続けても、年間トータル収支が+100万円を超える人が必ずいるということ。
全ての台が365日ボーダー以下の台しかない超絶的なぼったくりホールで打っていようが、仮に稼働率が100%とした場合は理論値的には全体の20〜25%くらいの客はトータル収支がプラスとなる。
まとめ
確率というのはサンプルの集合体に過ぎなくて、その一つ一つは歪んだ曲線のグラフ(標準偏差)であり、みんながみんな同じような山型の綺麗な曲線グラフを描くわけではない。
全てを合わせたとき(平均を取ったとき)に正規分布の綺麗な山型の曲線グラフを描くだけ。
それがパチンコにおける確率の収束ということなのだ。
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