釘読みにコツはない!その理由を現役パチプロが教えます
釘読みは誰にでも簡単にできると書いてるブログを見かけたがこれは完全に嘘だ。
こんなしょうもない嘘を書いてるブログに信憑性などないから、鵜呑みにしないよう注意喚起をしておきます。
釘読みとは、各重要な釘ポイントを見てその台の回転率を推測する行為を意味する。
釘を見て回転率を読むということだ。
従って、釘読みをすること自体はどんなにパチンコ初心者であろうと一連の行動はできるよね。
但し、釘読みの本質は釘を見て回転率を推測するだけには留まらず、実際にその台の回転率がわからなければ意味がない。
では、凄腕のパチプロ達は本当に釘を見たら回転率がわかるのだろうか?
答えはNOだ!
そんなことができるパチプロは日本全国探してもいないと断言できる。
じゃあパチプロって大したことないじゃん!素人と同じで釘を見たからと言って回転率がわからないのならどうやって優秀台を探し出すの?
こんな疑念を抱くよね。
確かにパチプロってのは実際のところ、皆さんが思ってるようなとてつもなく釘に関して長けている凄い人達ではない。
どこどこの釘がプラス、この釘はマイナス、こういったことはパチプロなら誰でもできる。
だからと言ってその台の回転率が完璧にわかるかと言えばわかってはない。わかったようなフリをして立ち回りをしてるだけなのだ。
パチンコのガチめな実戦動画や番組を観てると、あたかも釘読みができて回転率を把握しているように映るが、実際のところは回転率を把握しているわけではなく、あらゆる過去の経験則から一番ボーダー以上ありそうな台を選んで打っているだけ。
実際に1台目を打ってみて、台移動をする凄腕なパチプロ演者とか普通にいるよね。
1台目から優秀台をツモれるパチプロってのは普通にいるけど、どんなに凄腕なパチプロでも毎回1台目から一番の優秀台にたどり着くことはないし、回転率をドンピシャで当てることができるパチプロというのは存在しない。
釘を見て、あらゆる要素を足し算して、過去の経験則をもとに、このくらいは回るかな?ボーダーを2〜3個上回るかな?程度である。
特にパチプロ演者となると、来店したホールの釘状況は圧倒的に良くなるから、ぶっちゃけた話プロでなくてもヘソを見たら飛び付きたくなる調整なんだよね。
その為必然的にあーいったガチプロ達の来店動画ってのは、優秀台を探し出すことはパチプロにとっては簡単なこと。
圧倒的な優秀台がホールにあった場合、パチプロと素人の差は、絶対に優秀台を見逃さない「目」という武器があること。
素人はヘソや寄り釘や風車だけを見て台選びをするが、プロはあらゆる釘を見て総合的な判断ができる。
ここがパチプロと素人の差なんだよね。
例えばスルー周りの釘なんかは素人はほとんど見てないし、出玉関係に直結する釘に関しては乏しい傾向にある。
プロというのはヘソや寄りなんかは当たり前の話で、そこよりもこぼしポイントだったり道釘だったりスルー周りなんかを注意深く見ている。
海なんかは電サポ中がとても重要となるから、スルー周りの釘がマイナスだとヘソが多少開いてても手を出すことはあまりしないはずだ。
回転率も重要だが出玉関係の重要さをプロはとても理解している。
何故なら、出玉というのはボーダーや期待値に直結する重要な要素だから。
電サポ中に玉が減ればボーダーは上がるし期待値は下がる。電サポ中に玉が現状維持できるか、或いは止め打ちが可能なホールでは玉を増やせるか、こういったことに関してはパチプロはめっぽう強い。
釘読みにコツなんてないし、見るべき釘を全て見てそれらの要素を足し算して、トータルプラスだと思ったら打つしマイナスだったりボーダー程度であると思えば打たない。釘読みってのはそれだけのことなんだよね。
各釘のプラス調整、マイナス調整なんて腐るほど誰かしらが記事を書いてるし、今更全ての釘の見方を書く必要性はないかなと感じている。
ヘソ釘(命釘)の見方だけは基本中の基本だし、最低限この釘だけは私なりの見方を教えたいと思ったから記事を書いたけどね。
まとめ
釘読みに関する内容をまとめると以下になる。
1.釘読みにコツなんてない
2.パチプロであろうと釘読みをしたからと言って完璧に回転率を把握することは不可能
3.パチプロと素人の差は、釘読みをすることでボーダー以上ある台や圧倒的な優秀台はほぼ見逃さない
結論としては、釘読みをしてその台がボーダー以上あるとわかってもその台の回転率を完璧に当てることはできないということ。