パチンコのハマリって回避できるの? ハマリについての考察
パチンコにおいて、ハマリは回避できるのでしょうか?
たいていの人にとって、ハマリはできれば避けたいものです。
ハマっている間は、お金も持ち玉もどんどん減っていきますし、
リーチはかかっても全然当たりませんので、何もいいことがありません。
プロの視点から、このパチンコのハマリについて考察します。
目次
1.そもそもハマリって何?
先に、ハマリの定義をしておきましょう。
人によっては、「もう○時間打ってるのに全然当たらない」とか
「もう○万円使ってるのにさっぱり当たらない」という風に、時間やお金の単位でハマっているという人がいますが、これは正確ではありません。
確かに、○時間打ってても、○万円使ってても当たらないと時間が非常に長く感じられて退屈もしてしまうので、ハマっているように感じてしまいますが、それはあくまで主観的なものです。
ハマリとは、回転数で表されるものです。
なぜなら、パチンコは確率に支配されたゲームだからです。
では、どれくらい回しても当たらなければ、ハマっているといえるのでしょうか?
ちなみに、大当たり確率の分母の回転数までに当たりをひく確率は約60%です。
たとえば、1/300の機種ですと、300回転までに約60%の確率で大当たりをひけるということです。
人によっては、300回転くらい回して当たらなくてもハマってるという人もいますが、60%のライン程度回して当たらないからといってハマってるということにはなりません。
私の目安では、ハマリとは90%のラインの回転数をこえてもまだ当たらない状態のことをいいます。
1000回転まわしても当たらないと、もう完全にハマっています。
ちなみに、プロは、大当たり確率の異なるそれぞれの機種で、
だいたい○回転まわせば○%の確率で大当たりをひける、という目安を把握しています。
ですから、一般の人よりも効率よくパチンコを打つことができるのです。
2.結局、ハマリって避けられるの?
結論から先にいいますと、ハマリは絶対に避けられません。
誰が打っても、ハマるときはハマリます。
なぜなら、パチンコは確率に支配されたゲームだからです。
ハマリとは、いってみれば確率上のムラのことです。
分かりやすく、コインを例にして説明しましょう。
仮に、コインを投げて表が出たら当たり、裏が出たらハズレとしますと
大当たり確率は1/2ですよね。
だからといって、毎回常に、表・裏・表・裏……と表と裏が交互に出る
ということはないですよね。
表が2回、3回と連続して出ることもあれば、逆に裏が3回、4回と連続して出ることもあります。
サイコロを例にすると、1~6の目の中で1が出たら当たりとしますと
大当たり確率は1/6となりますが、6回ふったら必ず1の目が出るということは
ありません。
1の目がなかなか出なくて、ハズレが10回、20回とつづくこともあります。
ハマリとは、このような確率上のムラのことをいいますので、
実践上、誰にとっても避けることはできないのです。
それでも、どうしてもハマリはくらいたくないということであれば、
ハマる前にやめるというしか手はありません。
ただ、いつもハマる前にやめてハマリを避けていたとしても、トータルでパチンコで勝てるとは限りません。
なぜなら
○ハマらない→パチンコに勝てる
○ハマる→パチンコで負ける
というわけではないからです。
私の現役時代、週に2~4日パチンコを打ってますと1000回転程度のハマリは
ざらにありましたが、それでも毎月コンスタントに20万円~40万円稼いでいました。
確かに、1000回転もまわして当たらないと、2000回転まわしたら必ず当たるとか3000回転まわしたら必ず当たるという保証はどこにもないのですが、
それでも打ち続けることができたのは、パチンコで勝つための考え方や方法論が
しっかり頭の中に入っていたからです。
プロにとってもハマリは避けられませんし、だからといって怖がる必要もないのです。
逆に、美味しすぎるハマリというのも実はあるのです。
3.プロから見て美味しすぎるハマリとは?
ずばり、確変中のハマリです。
これまで見てきましたように、ハマリが確率上のムラである以上、
決して避けることはできません。
ですから、どうせハマリをくらうのなら、現金投資のときではなく、
持ち玉で打ってるときにハマってくれるようにプロは考えています。
なぜなら、等価交換のお店でない限り、持ち玉で打ってた方が得だからです。
それ以上に美味しいのが、確変中のハマリです。
たいていの人は、確変中になかなか次の当たりがこないと不安になって、
早く当たってくれるように思いがちですが、プロは全く逆です。
確変中に、ハマれるだけハマってくれと考えています。
なぜなら、どうせ確率を消化していかなければならないとしたら、
確変中で持ち玉が減らない中でハマってくれた方がはるかに得だからです。
しかも、プロは基本的に止め打ちをしていますから、ハマっているあいだにも
どんどんと持ち玉が増えていきます。
確変中は、当たる確率が10倍くらいにUPしていますが、それでも延々に当たらないと、通常確率だと1000回転以上のハマリが確変中に消化できたとして、打っていても思わずニンマリしてしまうのです。
4.まとめ
パチンコが確率に支配されたゲームである以上、ハマリは避けられませんので
ハマリとはうまく付き合っていきましょう。
『低くかがめばかがむほど、それだけ高く飛べる』といいます。
艱難辛苦(大げさ?)を乗り越えた先に、大きな飛躍が待っているのです。
パチンコで負けている人は、ホールにとっては優良なお客さん(カモ)
ということになりますので、正しい方法論を身につけてしっかりと自衛しましょう。
それについては
パチプロおじさんのパチンコで勝つための方法論【不変のセオリー】
としてnoteにまとめましたので、そちらを見ていただければと思います。