#12 我が家のホットライン
最近はやっと冬らしくなり、寒い日が続きますね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
毎年寒くなってくると、10年前くらいに妹からもらった湯たんぽでポカポカして寝るのがぱちおの習慣なのだが、マイアミはどんなに寒くても薄着、マフラーなし、カイロも持たないクール派だった。
しかし今年、マイアミが冷え性からのしもやけを発症。
体をあっためるべくぱちおの湯たんぽを貸してあげたところマイアミにも空前の湯たんぽブームが到来。
ぱちおの湯たんぽを物欲しげに眺めていたので、年末のクリスマスには、ぱちおサンタからマイアミに湯たんぽをプレゼントした。
嬉しそうに湯たんぽを使ってくれるマイアミ。
私もマイ湯たんぽを入れて2人でぬくぬくほわわ〜と眠りについた。
ここまで聞くと仲良し平和な夫婦の就寝だが、実はマイアミの睡眠環境は過酷だ。
まず、大体の按分はこんな塩梅だ。
我が家では最近クイーンベッドを導入したのだが、クイーン掛け布団を導入し損ね、それぞれシングルの掛け布団と毛布を使っているセパレート形式だ。
(これ意外と取り合いにならなくていい)
少し暑い夜には、いつの間にかぱちおは自分の布団やら毛布やらなんやらをマイアミ方面へ押しやって寝ているようで、無論湯たんぽもその気流によりマイアミ方面へ遷移する。
その結果、マイアミ方面は更なる熱帯夜気候となり、マイアミは夜中に汗だくになって起きるらしい。
今年マイアミ地域にもホットポイント(湯たんぽ)が増えたため、例年より余計にアツアツになっているようだ。
そんなある日、
少し驚かせてやろうと思って毛布の隙間から手をドゥクシッと入れた時。
マイアミ「あ!さてはホットラインを開通させようとしてるな!?」
と言われたのが、本部長が寝てるから笑ってはいけないのに、じわじわきた。
自称ストローで汗だくになってネツタイヤ起きしてるマイアミ。
いつも好き勝手してるぱちおと、それに寄り添ってくれるマイアミの構図を象徴してるようで、我が家を銅像化するならこのシーンかななど、考えていくとどんどん笑えてきて、ブヒブヒした結果、ぱちおは肺を損傷した。
それ以来マイアミ方面に湯たんぽが遷移することを我が家では「ホットライン」と呼ばれるようになった。
そんなぱちお家のホットな日常でした。