【日記】人生数度目の高熱、彼氏の看病

こんにちは。少し更新に間が空いてしまいました。

先日、朝から咳や鼻水が酷く、少し体もだるいなぁと思いながら、
友達との予定があったので昼から出かけて
喫茶店を2軒まわったあとクリスマスマーケットへ行きました。

待ち合わせ場所に着いた時からかなり体調が悪化しており、食欲もなかったのですが
滅多に病気をしないせいで、常人に備わっている
「あ、こりゃ熱あるやつだな」という感覚が
本当にわからないんですね、私。

なのでじわじわしんどさは増しつつも、帰るほどでもないかなあ…と思ってしまい、
なんだかんだと4時間ほどお喋りに興じていました。
ただ2軒目の喫茶店あたりから下腹部痛も出てきて、咳をするたびに下腹部の内臓(感覚的には腎臓とか子宮の位置なのですが、わからない…)が破裂しそうな衝撃が走るようになり

コーヒーを3杯飲んだせいなのか、咳で痛む喉を潤すために水を飲みまくったせいなのか、
頻尿にもなり

頭のあちこちがズキンズキンと痛むようにまでなってしまいました。

ここらで、さすがに体調不良素人の私にも焦りが出始めます。

クリスマスマーケットでソーセージやチュロスと共にホットワインを飲もうと約束していたのですが、
「ごめん。異常なほどに食欲がない」
と友達に打ち明けました。

「まじか!無理させてた?付き合ってくれてありがとう💦」
と友達からは心優しいお返事をもらい、ポテトとホットワインだけを素早く胃に入れて、ふらつく足で電車に乗りました。この時点で時刻は18時半。

彼氏もその日飲み会の予定で、終電までには帰るからーと言っていましたが、一応と思い、駅で電車を待つ間に体調を崩したと連絡を入れると、
飲み会キャンセルして帰ろうか?と言ってくれました。

まぁでも彼氏が横にいて治るものでもないですし、食欲もなく帰って寝るだけだったので、大丈夫、楽しんで!と返事をし、この時点で気分最悪でしたがなんとか電車に乗り、ゾンビのように帰宅。

追い焚きボタンを押してお風呂を温めながら毛布にくるまって震えていました。

彼氏から
「俺の荷物に風邪の薬が入ってるからそれ飲んで。薬が効いたら教えてね。あと、今なら間に合うけどほんまに大丈夫?」
とLINEが入っており、
「ありがとう大丈夫。薬もらうね」
と震える手で返信した後、またもゾンビのように毛布から這い出し、普段避けている薬を探し出して飲みました。

その後アツアツのお風呂に1時間ほど入り、汗を流し、水分をたくさん摂って、21時くらいに寝ました。

23時半に目が覚めると、彼氏はまだ帰って来ていませんでした。体温を測ると38.5℃あり、身体中が熱い。「帰ってくる時冷えピタ買ってきて」とLINEを送り、再度目を閉じました。

その後すぐにわかった!あと今から帰るね、と返事が来ました。

これは人によっては過度な期待とされると思うので、別に恨み節ではないんですが、
あれだけ飲み会断ろうか?とか言ってた彼氏、行くとなったらしっかり楽しんでいる…私が連絡しなかったら本当に終電逃す勢いで飲んでたんじゃないのか…?とか思ってました。

子供じゃないんで、一人で寝れるんで全然いいんですけど。

1時間後に帰ってきた彼氏が「むくが心配であんまり楽しめなかったよ😭終電の20分前の電車で帰ってきちゃった」とか言ってきた時は、楽しんでない割にはギリまで粘っとんな?とか思ってました。

あ、本当に別にいいんですけどね。楽しむなら楽しむ、そんな心配なら勝手に帰ってくる、ってして欲しかっただけです。

彼氏は何かの板挟みになった時、中途半端にどっちにもええ顔する癖があるんですが、最近特に多くて目についてしまうんですよね。でも細かいこと言ったらあかんな。

そんなこんなで彼氏がのど飴と冷えピタを買って帰って来てくれ、移すから別々に寝ようと言ったのですが
「俺が熱出た時そばにいてくれたの嬉しかったから」
という理由で頑なに離れず、結局同じ布団で寝ました。

でも、夜中に起きて冷えピタを貼り替えてくれたり、寝ぼけながらも「汗かいたほうがええから…汗を…」とアドバイスしてくれたりしたので、まぁよかったです。風邪もうつってないみたいです。笑

翌日、朝から彼氏は張り切っていました。
料理が苦手なのに、ご飯を炊いて、野菜とキノコをたくさん入れたお粥を作ってくれました。

私は前日に増して食欲が全くなく(体温は38.5°)お茶碗2/3 ほどのお粥を時間をかけて食べ、その後布団に戻り寝ていました。

次に起きたのは11時ごろ。この時がピークでしんどかったです。体温は39.2℃ありました。
体中熱く、頭痛、咳、鼻水が酷い。

インフルエンザかも、とも思ったのですが、私はインフルエンザも未履修なので感覚が分からず、土日で病院も開いていなかったのでもう少し様子を見ようと思いフラフラとトイレに立ち上がりました。

彼はどこかへ行ったみたいで部屋にはいませんでしたが、
お味噌汁を作ってくれていて、洗濯や床の掃除、洗い物、キッチン掃除、カーペットの染み抜きなど色々と掃除をしてくれた痕跡がありました。

寝ている間だから気づかれないかもしれないのに、ありがとうありがとう…
再び布団に潜り込んでのど飴を舐めていると、彼が帰ってきました。

「おはよう、体調どう?ゼリー買ってきたよ。よく寝れるようにと思ってヤクルト1000も!」
と袋いっぱい買い物をしてきてくれていました。

少しでも食べたほうがいいよと味噌汁を温めてくれたのでそれを飲み、ゼリーを食べ、薬を飲みました。

この時点で昼の13時くらいだったのですが、彼が
「お風呂入ったら?熱いお湯で汗かいたらスッキリするかも!」
と言ってくれ、めんどくさがる私を尻目に瞬く間に浴槽を掃除してお湯を溜めてくれたので、
力を振り絞ってお風呂に入りました。

お風呂では最近ハマっているNo No girlsというちゃんみなプロデュースのオーディション番組を観て涙を流すなどして、1時間ほどお湯に浸かり汗を流しました。
これが多分効果てきめんで、お風呂から上がると驚くほどに気分が良くなっていました。

すっきりさっぱり、憑き物が落ちたみたいな感じ。

熱を測ると37.5℃!
まだ熱はありますが、だいぶ下がっていました。

数日後に海外旅行を控えていて、大きい病気だったらどうしようと不安になっていたので、
本当に安心しました。

夜になるとすっかり回復して、食欲こそありませんでしたがYouTubeやドラマを観られるくらい元気になりました。

彼は本当はこの日昼から飲み会の予定だったのですが、キャンセルして家にいてくれたそうです。
ごめんね、行きたかったよねと言うと、
ううん、俺が気乗りせんかったからやめただけ、と言ってくれました。やっぱりいい男でした。序盤の愚痴みたいなやつは撤回させてもらいます。ありがとう…

その後寝てばかりだった私より彼の方が疲れて寝てしまい、21時ごろに一緒に布団に入りました。
「今日1日本当にありがとうね、おかげで元気になったよ。嬉しかった。ありがとう」
と何度も伝えると、
「元気になってよかったね。しんどかったね。よしよし…がんばったね…」
と言ってくれました。

彼は日頃から
「体が強すぎる奴は体調崩す人の気持ちが全然理解できてない。個人ができる体調管理にも限度がある。俺はよく熱出すけどその分弱ってる人の気持ちがわかる」
と熱弁しているのですが、今回は本当に本当にそうだったんだ…と感心してしまいました。

自分が体が強いからと言って体調不良を疑うことはしませんが、過剰なくらい心配してお世話することが大事だなと学びました。

そういえば私が骨折して包丁が握れなくなった時も張り切って料理してくれてたな。懐かしい。

正直言ってたった1日の発熱でバカクソしんどい思いをしましたが、彼の頼もしい一面を見れてよかったなとも思えました。
彼への感謝を忘れず過ごしたいですね。

おわり

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