ゲーム業界を目指す就活生向けシリーズ 第三回 ~ES,課題提出編~
どーも、オハコンバンニチワ。パチ太郎です。計4回の就活シリーズ、その第三回「ES,課題提出編」です。第一回、二回はこちら↓
■ ESを書く時のポイント
ESとは、Entry Sheetの略語です。就職活動で企業を受ける際に必ず提出する必要のある書類になっています。内容は企業によってさまざまですが、頻出なのが、
①学歴などのスペック②学チカ③志望動機④入社後のビジョン
⑤自己PR⑥好きなゲームの面白い点、改善点⑦作ってみたいゲーム
このあたりが聞かれます。⑥と⑦はゲーム業界特有の質問ですね。
前置きはこのくらいにしておいて、書き方のポイントを説明します。ポイントは4つあります。
① パッと見の印象
これは、書類に目を通したときに読みやすい文章になっているかどうかです。基本的な構成は「抽象→具体」の順になっていることです。内容を1言で表し、その説明をします。強調したい部分を太字にしたり、見てほしい部分にカギかっこをつけて読み手を意識した工夫を施します。
② 言語化、数値化
頭の中のイメージを分かりやすい、伝わりやすい言葉や数値に変換できるかどうかです。数値化ができるとグッと文章が見やすくなります。この部分は企業での再現性(会社でも同じことができるかどうか)を見られています。→相手に分かりやすく物事を伝えることができる人材なのか
(数値化の例)
○○個の企業へ営業をかけて、売上を前年比○○%増加させた。
③ 自分らしさ
最も重要で、最も難しい部分です。企業側はあなたを含め、何千枚ものES見ます。その中で、同じようなESだと印象に残らず、ESの段階で落ちてしまいます。他との差別化のため、あなたにしかないエピソードを盛り込む必要があります。奇をてらった文章にする必要はありませんが、インパクトのある文章を書くことをお勧めします。成果が人と被ってしまったとしても、その過程が被らなければOKです。
(例)
店の売上を○○%向上させた(就活生がよく書くやつ)
向上した要因は、私が○○をしたからです。(この部分でオリジナリティを出す)
④ 会社に目を向けるな、市場や客へ目を向けろ
第一志望の企業に入りたいがために、企業に媚びた内容を書くことはやめましょう。これは逆効果です。企業の先にある市場や顧客に目を向けてESを書きましょう。「○○がやりたい、それを達成する場として御社を選んだ」、あくまで御社は目標達成のための中継地点です、このことを念頭に置いて文章を作りましょう。また、やりたいこと達成をできる根拠として、”学チカ”や”自己PR”が存在します。
※ESを書き終わった後は、ESの内容をwordに書き写して保存しておきましょう。面接はESを基に進んでいきます。ES提出から面接まで時間がかなり空くため、書いた内容を忘れてしまう恐れがあります。面接前に確認できるように保存しておいてください。
■ 課題について
ゲーム業界志望の人はESの他にも職種ごとに課題が設けられています。
プランナー → 企画書
エンジニア → プログラム
デザイナー → ポートフォリオ
私は、プランナー志望だたため、企画書の提出がありました。「書き方など、なにもわからない」という方は、まずは、下の記事をみてフレームワークを掴んでください。やるべきことを全て詰め込んであります。
ここでお伝えしたいことは、
「1人で企画書を作り提出することは避けましょう!」
です。
必ず客観的にアドバイスをくれる人に見せてください。特に見せる相手はゲーム業界で現役で働いている方がいいです。絶対に自分1人では気づかない、出ないアイデアや意見をくれます。フィードバックを基に何度も企画書をブラッシュアップして良い企画書を作り上げたほうがいいです。私も何度も企画書を添削してもらい、その都度手直しをして完璧な状態で提出しました。そのおかげで提出した企業は全て通りました。また、外資系企業の方に「学生レベルを超えている」とまで言わせたことがあります。(自慢)
私が伝えたいのは、それだけプロの方からのアドバイスはすごいということです。
見せる相手を探したい場合は、「Matcher」を利用することを勧めます。ここでなら現役のゲームクリエイターさんがたくさん見つかると思います。
■ まとめ
いかかだったでしょうか。ESを書く時のコツを掴めていたら嬉しいです。ESは言わば足切りです。ESを乗り切ってスタート地点に立てます。ESで落ちていてはスタート地点にも立っていないことになります。ここで落とされるのは、最終面接で落とされる次くらいにきついと思います。絶対に通るように精一杯努力して乗り越えましょう。
さて、次回はこのシリーズの最終回「面接編」になります。就活において最も重要な部分ですのかなりのボリュームになることが予想されます。そのため数パートに分けてお話ししようと思っています。お待ちください。
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