コロナも私の日常3-44
44日目 1月18日(月)
けたたましい彼女のアラーム音で目の覚める朝。眠いけど、寝たら終わり、だけど眠い、というのを繰り返してようやく這い上がる午前7時。
インターン。いつもより早い時間帯に家を出なければいけないのは、彼女の家にいるからで、遠いからで、つまりそういうことだ。昨日(帰るのを)サボったしわ寄せはこういう時にやってくる。眠そうな恋人にバイバイを告げ、家を出る。とても寒い。いやめっちゃ寒い。こんなに世の中は寒くなっていたのねという感じ。
どんぶらこと横須賀線に揺られてようやく来たるは御茶ノ水。相変わらずの街並み。そりゃそうだ。生徒によると朝は雪がぱらついていたらしい。全然知らなかった。私の上には雪なんて振ってこなかったよ。彼女はゴミが降ってきたと思ったらしい。うける。眠気と空腹に耐えながらもインターンをこなして、無事に終える13時。疲れたな。
そうしてわざわざ来てくれた学校帰りの彼女と駅前で落ち合って、タレカツを食べて美味しいメロンパンを買い食いして、皇居の方へと向かう。寒いけど、晴れていて気持ちいい。お散歩日和という感じ。こんなに毎日恋人と会うのは変でしょうか。おかしいでしょうか。まあ今を楽しむという気持ちでいいかなと思っているそんな今日は記念日。おめでとう。特に記念日のお祝いをしない私たちは、あまりにもあっさりと記念日を日常へと受け流す。いつもありがとう。側にいてくれるだけで、それだけで十分です。
きっと人というのは、必要な時に、必要な人と出会うようになっているのだと思う。きっと今の私には彼女が必要で、彼女には私が必要で、たまたまそれがマッチしたのだろうなと思う。いずれは別れの時も来るかもしれないけれど、その時は、きっと、お互いの存在が必要ではない時になったということなんだろう。だからその別れも、おそらくは、私の人生には必要なのだ。そういう感じなんだろうな。なんて滔々と説いてみるけど、やっぱり別れは悲しくて、惜しくて、辛いものなんだろな。やだなあ、なんて。
眠気と戦う彼女と共に皇居の周りをぐるっと散歩して、スタバで休む。眠すぎて今にも寝そうなあまりにもバブい彼女をパシャリとカメラに収め、飲み物とドーナツを胃に流し込んで、ちょっと買い物をして帰路に着く18時過ぎ。東京駅であっち向いてホイ楽しいね。
久々に母が待っている家へ帰宅。独り身生活を
をなかなかエンジョイしている母は相変わらず。なんだか先日から母が子離れしてきたようでちょっと寂しい。そんなことを思っている自分が悔しい。あまりにもベタベタと引っ付かれてもウザいが、ちょっと離れていくと寂しいなと感じるこの感情にだれか名前をください。まあ、私こそ母離れが必要かもしれないね。
ああ。今日は、10キロ歩いた。
おやすみ。