投資競馬のtips5 馬券を‘’外す‘’技術
投資競馬のtips5です。
あくまでtipsなので、この記事からお読みになられても、話についていけなくなることはないと思いますが、一応連載形式ですすめていく関係上、tips0のリンクを用意させていただきます。
もし、この記事が有益であるとお考えいただけましたら、ぜひご一読下さいませ。
tips0はこちら→https://note.com/paccho2ro/n/n8c715e19f147
さて、今回は回収率の低い馬の扱い方についてです。競馬には、負ける馬を探すという勝ち方もある、というお話になります。
上手く活用すれば試行回数をこれまでの倍にすることもできる考え方になりますので、意識してなかった人はこれを意識してみてください。
これまで、一番人気の単勝、複勝の回収率を条件を変えながらデータとしてとっていきましょう、とお話させていただきました。
このようなデータをとっていくと、こんな条件が副産物として得られることがあります。
すなわち、一番人気の単複回収率が低くなる、一番人気が‘’負けやすい‘’条件です。
有名どころでは「雨の日」、「18頭立て」、「最終レース」などがそうでしょうか。
回収率を高くすることに集中するあまりこれらの条件を軽視するのは、実は非常にもったいない考え方になります。
頭を柔らかくして考えてみましょう。ある馬の回収率が低い、つまり負けやすいということは、他の馬が勝ちやすいということです。
つまり、一番人気の単勝回収率が低いということは他の馬の回収率は高いレースである、と言い換えられます。
分かりますか?極論、一番人気が必ず負けると分かっているならば一番人気以外の他の馬全てに賭ければ的中率100%ということになります。この場合の回収率の計算はちょっとした算数の問題になりますが、慣れれば暗算でも数値を出せると思います。
~控除率、支持率、オッズ関係のTips~
少し小学生に戻って簡単な算数のTipsです。
そんなに複雑ではないので頭の体操と思って読んでください。
競馬で、ある1頭の馬のオッズから他の馬全ての合成オッズを計算してみましょう。
この計算が少しだけ複雑なのは競馬には胴元がいるため控除率というものが存在する、ということです。
つまり、みんなが賭けた金額の20%は胴元の懐に入り、残りの80%を皆で奪い合うというゲームの形式になります。
どうでもいいですが、80%、絶妙なバランスですね。頑張れば回収率100にもできるけど大体の人は損する。よう設計されてます。
まず、一番人気の支持率というものを出します。これは賭けた人の全体の何パーセントがその馬に賭けたかを示す数値です。
80÷オッズ=支持率
オッズ1.6の馬なら支持率は50%。半分の人がその馬にかけたということです。つまり、
100-一番人気の支持率=その他の全ての馬の支持率
ということになります。上の例なら50%。これをオッズに戻します。
80÷支持率=オッズ
はい。これで、出ました。
他の馬全ての合成オッズはこのように出します。上の例なら1.6ですね。
~tips終わり~
さて、このような買い方をする場合、一番人気のオッズの最大の上限は4.0だと思ってください。この数値が、他の馬全ての合成オッズが1.0になる境界です。
ですが、これは理論値。
実際に運用する場合は、経験上2.4くらいまでが現実だと思います。
これら数値を使って実際に色々こねくり回すわけです。一番人気以外の馬全てにかけたり、100倍以下の一番人気以外の全ての馬、2から6番人気だけ買うと・・・、とかね。
これが面白いのは、王道である回収率の高くなるデータはみんな探しているためみつかりにくいのに対し、低くなるデータは結構簡単に見つかることです。
まずは、単勝オッズ2倍前後で単勝回収率60%くらいの条件を探してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、この方法も同様に馬連、3連複に対応しています。やり方としては、一番人気の回収率、オッズからほかの馬1頭あたりの回収率を算出し、Tips2の記事で使った例のアレで馬連、3連複の回収率を近似します。大体計算した値と近い値に収束します。誤差は当然あるので余裕を持たせましょう。回収率100%あたりに近似された条件は経験上あまり信用できません。馬連、3連複なら一番人気の単勝オッズ3.0以上でも運用に耐えれるかな、くらいにはもっていけます。ただし、一番人気以外全部買う場合点数が増えるので資金がある人に限定されますが。その分、割と簡単なので試してみたい方はどうぞ。
こんなところですか。競馬で負ける技術をみがけば、勝てるようになる。競馬は面白いものですね。ここまでで、ある程度回収率100%を超える方法については解説できたかな、と思います。次回のtipsでは投資額の設定についてお話しするつもりです。この記事が何かお役に立てましたら幸いです。
Tips6↓↓↓
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