Robinhood Gold Card;ついに全支払い3%還元のクレカが登場

2024年3月後半、証券会社であるRobinhoodから突如Robinhood Gold Cardという新しいクレカが発表されました。この最大の特徴がカテゴリー問わず3%キャッシュバックという非常にお得なもので、即座にアメリカのクレカコミュニティで話題となりました。今回はこのカードを紹介したいと思います。

特徴

年会費 実質$50/1年
Robinhoodの旅行ポータルでの支払い 5%
その他 3%
Visaブランド
海外手数料無料
還元はキャッシュバック系のみ (Robinhood口座に還元またはギフトカードなど)

この3%を得るには条件があり、Robinhood Goldメンバーである必要があります。この年会費が$50ですので(年一括の場合、月毎だと$5/month)、実質これが手数料となります。なんでも2%還元というのは他のカードでもよくありますので、年に$5,000使うとRobinhoodカードだと$5,000 x 3% =$150、2%還元だと$5,000 x 2% =$100となりますので、この金額を使うかどうかが分岐点となります。食料品などはChase Freedomカードで5%還元も得られますし、医療費や教育費などでこの$5,000に達することが出来るかどうか、ですね。また3%還元だとアパート家賃のクレカ決済手数料が2.5%-2.9%ぐらいなので、家賃支払いに使うことも可能です。さらに、海外手数料無料と日本帰国時でも利用しやすく、次に紹介する通りRobinhood Goldメンバー自体にも他にもメリットがありますので、十分検討する価値はあると思います。なお入手できる時期はまだ未定のようです。

Robinhood Goldメンバー

Robinhood自体はアメリカの証券口座サービスの1つです。なんといっても取引手数料無料というのが大きな特徴でスタートアップですがかなり注目を浴びてきました。Robinhood Goldメンバーというのはこの口座開設者向けのサブスクサービスなのですが、以下のメリットが得られます。下2つはよくわかりませんが、特に1番上は要はHigh Yield Saving Accountのようなサービスで、年間$1,000さえ預けておけば年会費分の$50を得ることが出来ます。

・証券口座内の未投資金に5%の年利率
・詳細な市場データの利用
・3% match on IRA contributions
・8% rate for margin investing

なおRobinhood証券自体がアメリカ居住者向けのサービスなので、日本帰国後も使うというのは現状難しい状況になっています。

対抗カード

これまで2%還元というのは他のカードでもありました。クレカ会社が加盟店から得られる手数料が2.5%ぐらいと言われていますので、その意味で3%還元というのは難しいのですが、条件付きであればいくつか他にも同様のカードがあります。

U.S. BANK ALTITUDE RESERVE VISA INFINITE CARD
こちらも3%キャッシュバックは得られるのですが、Apple、 Google、Samsung Payなどのサービス経由で支払う必要があります。また発行特典として条件を満たせば50kポイントが得られますが、一方で年会費が$400がかかります。

Wells Fargo Active Cash Card
こちらは同じく年会費無料で全支払い2%還元というもの。一方で、Robinhoodカードと違い発行特典として$200を得られますので、還元の差の1%でこの$200相当が得られるかがポイントなってきます。

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