牧場の少女カトリ その4
第4巻を鑑賞。アッキがフィンランド独立運動の容疑者として逮捕される、本を読む事の大切さを教わるカトリが大きく成長するエピソードは中々感動的。北の牧場で迷子の羊を保護、カトリの物になるが狼に狙われる展開に。そしてハンナという女性がライッコラ屋敷にやってきた所で終了。今回も非常に面白かったです。🙂
ここんとこ「ロミオの青い空」や「レミゼラブル」など、名作ではあるが展開の激しい物語ばかりに接してきたので、気持ちの平静さが追いつかず疲れてました。(笑) カトリは逆で、とても淡々とした進み具合で、それでいて要所要所に哲学的なエピソードやウンチクがあったりして落ち着いて鑑賞できます。牛を追うシーンや麦を刈るシーン、北欧の農家の姿も丁寧に描いているし、労働の大切さや働く事の喜びなども響くように伝わってきて良いですね。🙂
ここからカトリの衣装が変わり、少し大人に変化したビジュアルも分かりやすくて良い。カレヴァラも難しい内容なのに何とか理解しようと片時も離さず読む所も素晴らしい。ほんと細かい所にも粋な配慮がされていて面白いです。🙂
唯一酷に感じたのは狼狩りの場面、狼が希少動物になったのは我々人間のせいなんだと改めて感じたり、ここのエピソードだけは後味が悪かったですね。😐💦
そして怪しい女ハンナの登場、次回がまた楽しみです。👍
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