アーヤと魔女

「アーヤと魔女」
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

孤児院で何不自由なく過ごしていたアーヤ、ある日見るからに怪しい男女に引き取られる。そこは魔女の家でアーヤは過酷な生活を強いられる。

面白いです、非常に面白く良くできた作品です。ただ悔しくもあり残念でもあります。というのは作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズの遺作であり、未完のまま終わっている事です。

おそらく今後の展開を想定して、色々な場面設定が組まれている訳ですが、それを回収することなく、突然に終わってしまった感じですね、アーヤがその後どうなるのか想像するしかありません。🤔

ただ私はまだ未見ですが、ジブリの作品では若干不足の部分を描いているそうな・・気になる所ではあります。

さて読み所はやはりアーヤの活躍、過酷な所へ引き取られる少女の物語というと「おしん」みたいなお涙ものを想像しますが、これは全く逆で笑えますし爽快！ とにかく楽しい作品でした。😀

「ハウルの動く城」を読んでから、この作者の文章にかなり惹かれています。他の作品もいろいろ拾ってみようと思います。🙂


#アーヤと魔女  #ダイアナウィンジョーンズ