牧場の少女カトリ その8

第8巻と第9巻を続けて鑑賞。アッキから算数の本を贈られて勉強に励むカトリ。ビリヤミの結婚式の日に、ロッタの元へ夫の危篤の手紙が届く、ヘルシンキに向かうが夫は既に帰らぬ人に・・悲しみに暮れるロッタに父親エリアスが偶然あらわれトゥルクへ帰る事を勧める。ロッタは家をビリヤミに譲ってトゥルクへ帰る決心をし、カトリも同行する事に・・

カトリがクラウスに読んで聞かせる醜いアヒルの子の話と、靴職人のラスキ親方が話す悪魔との出会いの話が面白かったですね。あとラスキ親方の弟子のクスターのエピソードも。たかがアニメではありますが、行き詰まった人や困難に直面した人の励みになるような話が豊富で感動的です。また人との付き合い方、特に初対面の人との付き合い方についてカトリの行動はとても参考になります。🙂

ヘルシンキでのエピソードは出来過ぎな感じもしましたが、話の次への展開上致し方ないか。カトリがペッカに対してヘルシンキでの話を聞かせるシーンが地味ながら良かったですね。そして雪ソリのシーン、カトリが乗ったソリをペッカが引いて歩くシーンは泣けました。男子が初恋の娘に想う切なさが良く出ていたと思います。😢

そしていよいよカトリはトゥルクの街へ向かいます。いよいよ都会編ですか・・ペリーヌもポルフィもゴールは都会での生活で終わりでしたが、カトリも都会の子として終わるのかなぁ? 牧場の娘として続けて欲しいと願うのは読者の勝手かもしれませんが。😐💦

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