社会人でイギリスの大学院5校からOfferをもらった話⑤-推薦書篇-
概要
本記事では、Personal Statementと同じく海外大学院への応募に必要な推薦書についてご説明します。
推薦書とは
まず推薦書とは何なのかについてご説明致します。大学院留学支援コミュニティのXPLANEによると、推薦書(推薦状)は以下の様に説明されています。
つまり、志望者自身が書くPersonal Statementに加え、より第三者目線からの評価を選考に考慮する為に、大学側が提出を求めるものです。また、自身の太鼓判を第三者からもらう事にも繋がる為、その書き方はとても重要になります。
推薦書のもらい方
推薦書を書く際には、まず誰に書いて頂くか、というのが問題になります。コースによっては、例えばMBA等のコースでは同じ職場の上司から推薦状を頂く事が一般的等、特定の人から推薦書をもらう事が必要になります。もし、指定が無ければ大学時代のゼミの先生や、コースに関連した授業を受けたのであれば、その時の担当教授に書いてもらうのが一般的だと思います。前述のXPLANEでは望ましい推薦者の条件を以下の様に記載しています。
全ての条件を満たす事は難しいかと思いますが、できるだけ近い方を探すのが合格の近道だと思います。
また、良い推薦状についてXPLANEでは以下の様に説明しています。
以上の様な推薦書をもらう為には推薦者への頼み方も大事になります。私の場合、推薦書執筆の依頼状なるものを簡易的に書きまして、以下の項目を依頼状に書きました。
推薦書提出先(大学院・コース)
提出予定日
留意事項
フォーマット(レターヘッドが必要等)
書いて頂きたい内容(どの授業や活動について書いて頂くか、どのように出願するコースと関連付けるか等。)
推薦者もお仕事等、様々忙しい状況が多い為、依頼書はできるだけ具体的にかつ前もって推薦者にお送りする事をお薦めします。
※私の場合は4か月前くらいにお願いしました。
まとめ
本稿ではPersonal Statement等と同じく、大学院の応募に必要な推薦書(推薦状)についてご説明致しました。推薦書は大学院側が第三者的な目線からの評価を見て選考する為に提出させるものです。応募者からしても自身の太鼓判をもらう事になる為、事前に準備をしっかりした上で推薦者にお願いする様にしましょう。
次回はいよいよ大学院応募についてご説明します。