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完成形は楽天早川? ENEOS・阿部雄大は今秋のドラフト指名も…酒田南出身の将来性豊かな左腕

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、実績は乏しいものの将来性の高さが光る高校卒3年目の社会人サウスポーを取り上げる。

2021年6月14日 社会人野球神奈川県企業大会

ENEOS3-4三菱重工EAST

阿部雄大(ENEOS) 21歳 投手 183cm84kg 左投左打 酒田南

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1点差で三菱重工EASTがENEOSに競り勝った。しかしながら、ドラフト候補という意味で、最も強く印象に残ったのは、ENEOSの2番手で登板した阿部雄大(21歳・酒田南)だ。

初めてそのピッチングを見たのは、2016年秋に出場した東北大会の青森山田戦。当時高校1年生で最速は135キロで、柔らかい腕の振りは目を引くものがあった。ENEOSに進んでからはまだ目立った実績は残していなかったが、3年目となった今年は4月のJABA長野大会、5月のJABA東北大会で先発を任されるなど徐々に経験を積んでいる。

◆楽天・早川隆久に重なるイメージ

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