遅咲き大型右腕がドラフト戦線に浮上? 25歳のトヨタ自動車「嘉陽宗一郎」が急成長…都市対抗野球で150キロ連発!
ドラフト戦線をウオッチしているプロアマ野球研究所では、来年以降のドラフト候補について積極的に紹介している。今回の特集では、来年で社会人4年目ながらドラフト候補になりそうな大型右腕を取り上げたい。
11月22日 都市対抗野球
セガサミー2-0トヨタ自動車
嘉陽宗一郎(トヨタ自動車) 25歳 投手 187cm87kg 右投右打 松山聖陵→亜細亜大
広島からドラフト1位指名を受けた栗林良吏(愛知黎明→名城大)も負け投手となりながら、7回を13奪三振とさすがの投球を見せたが、この日その栗林以上に球場を沸かせる投球を見せたのが、8回からリリーフした嘉陽だ。
高校時代から評判の大型右腕で、亜細亜大でも早くからリーグ戦で登板し、通算10勝をマークしている。しかし、大学時代は最も速かったのは下級生の頃。最終学年は完全に変化球頼みの投球となり、社会人でも昨年までの2年間はその印象は変わらなかった。
ところが、今年の都市対抗予選でその印象は一変する。フォームの躍動感が明らかにアップし、ストレートもコンスタントに145キロ以上をマークするようになっていたのだ。
この日は予選からさらにスピードアップ。最初の打者は自らのエラーで出塁を許したものの、そこから再びスピードアップして、最速152キロを叩き出したのだ。
◆9回に投げたストレート、ほとんど150キロ超!
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