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夏の甲子園でサヨナラ逆転3ラン!横浜・緒方漣が早くも全国区に…1年生離れした守備力にも大注目!

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。今回は、8月11日の横浜対広島新庄戦で、劇的なサヨナラ逆転スリーランを放ち、1年生ながら早くも全国区となった、横浜が誇る“強打のショート”を取り上げる。

2021年7月17日 全国高校野球選手権神奈川大会
県商工0-12横浜(5回コールド)

緒方漣(横浜) 1年 遊撃手 167㎝62㎏ 右投右打

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3年ぶりの夏の甲子園出場を決めた横浜。下級生の多い若いチームだが、その中でも、1年生ながらいきなりショートのレギュラーをつかんで注目を集めているのが緒方漣だ。

この試合でも1番、ショートで先発出場。バッティングが注目されることが多いが、まず目立つのが守備力の高さだ。グラブさばきやフットワークはもちろん1年生離れしたものがあるが、それ以上に際立っているのが球際の強さである。

バウンドを合わせるのがずれて、捕球のポイントが体から近くなったり遠くなったりしても、とにかくボールをこぼすことがない。それだけ捕球する時に無駄な力が入っていない証明でもあり、ボールをとらえるポイントを複数持っているというのも大きな強みだ。華麗なプレーというよりは、どちらかというと、職人的な雰囲気があり、そういう点でも1年生離れをしていると言えるだろう。

◆ドラフト候補の広島新庄・花田侑樹からヒットも…

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