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首都大学リーグは二刀流・矢沢宏太だけじゃない! 武蔵大・松下豪佑はリーグを代表する“左の強打者”

年明けからは今年のドラフト戦線の全体像をカテゴリー別に紹介し、また現時点では指名が微妙なラインでも春以降の急上昇が期待できる選手を取り上げてきた。今後は個別の選手について、良さが見えた試合のプレーを中心に深く掘り下げて紹介していきたい。今回は首都大学リーグを代表する左の強打者を取り上げる。

2021年9月11日 横浜市長杯
桜美林大6-7武蔵大

松下豪佑(武蔵大) 新4年 外野手 180cm80kg 左投左打 佼成学園

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首都大学リーグで優勝こそないが、秋のリーグ戦では2019年から3年連続で2位となり、明治神宮大会出場を決める横浜市長杯に出場した武蔵大。松下豪佑は、そんなチームで1年から中軸を打ち続けているプロ注目のバッターだ。

初めてプレーを見たのは、2019年の横浜市長杯。1年生ながら4番に座り、スケールの大きな打撃は一際目を引いた。首都大学リーグは、ここ数年毎年のように好投手を輩出しており、全体的に“投高打低”と評されている。だが、松下は過去の5シーズンで打率3割を2度もマークしているのだ。

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この日も第1打席ではきれいにレフト前に弾き返すと、ツーアウト満塁のチャンスで迎えた第2打席では、2点タイムリーをセンター前に放ち、マルチヒットを記録。第3打席はセカンドライナーに倒れたものの、しっかりととらえた当たりだった。

◆今年の成績次第で、大学から直接のプロ入りを狙えそうだ!

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