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履正社のエース、高木大希 総合力の高さは高校生上位クラス! マッチする球団はどこだ!?

長年、チームを指導した岡田龍生監督が2022年3月に退任した履正社。監督が交代すると結果が出なくなるチームが多い一方、新たに就任した多田晃監督の指導によって、履正社は春夏連続で甲子園に出場している(※今年の選抜は出場を逃している)。今回は、履正社が誇るエース、高木大希を取り上げたい。

高木大希(履正社) 新3年 投手 172cm70kg 右投左打

高木は、中学時代は「京都八幡リトルシニア」で活躍し、京都地区の選抜チームに選ばれた。履正社に進学すると、1年秋からベンチ入りを果たす。2年夏の大阪大会は4回戦で先発を任されるなど、大きく成長した。続く夏の甲子園は、初戦の鳥取商戦にリリーフ登板。最速147キロをマークして大観衆を沸かせた。そして、2年秋には“不動のエース”に上り詰めた。

2023年10月22日 高校野球秋季近畿大会履正社8-1滋賀学園

筆者が、高木のピッチングを取材したのは、昨年10月に行われた近畿大会1回戦、滋賀学園戦だ。この試合で、高木は9番、ピッチャーで先発出場。2回から8回までは毎回走者を背負い、10安打を浴びるも、要所を抑える投球で1失点に抑えて、完投勝利を飾った。

◆相手打者を緩い変化球で翻弄!

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